見出し画像

鼻整形のカウンセリングを受けた話、1件目【Zクリニック】

Zの話を聞いてみたい。

そう思ったのは、ZがYoutubeで、「小鼻縮小は待ってください!まず鼻を高くすることが先決です。さきに小鼻切っちゃうと、元に戻すことができない。鼻先の高さがあれば、そのぶん上に引っ張られて、小鼻の横へのハリが気にならなくなるケースも実は多いです。」と言っていたからである。

小鼻のハリと鼻の穴の大きさは気になるが、世の中に出回るちっちゃいニンニク風の小鼻縮小術後写真にビビってきた私は、なかなか小鼻縮小に踏み出せずにいた。

そんな私に、鼻先を出せば小鼻を切らなくての恰好がつくかもしれない、というのは、神のささやきだったのである。

さらに最近いい時代になったのは、やはり鼻中隔延長とか耳介軟骨移植の普及ではないだろうか。

昔はL字プロテーゼという便利な代物(だがしかしのちに危険性がわかりもはや誰も使わない)があったけど、私がぼんやりと整形か~と目の端にいれるようになり始めた頃、鼻を高くするといえばI字プロテーゼがメジャー。

でもI字プロテーゼってさ、鼻筋が高くなるだけで、鼻先が出せるわけじゃないでしょ?俺的に意味ないじゃん。

というわけでI字プロテーゼもスルー。

そんな中、鼻先を出せるという鼻中隔延長とか耳介軟骨移植とかいうのが、やっぱり一番、私の鼻をなんとかしてくれそうでもあった。

ただし、軟骨を移植するために、鼻以外に、耳だの胸だのを開いて軟骨を摂取しないといけないというのが、途方もなく大がかりに私には思えていたんだが。。

そんな私に、オステオポールとかいうボール状の人工物を鼻先に入れる最新の方法なら、他から軟骨採取しなくてもやれるという噂が耳に届いたのだ。

なのでそれもZで聞いてみた。

するとカウンセラーさん、「それはとっても問題が多い施術で、炎症を起こして鼻が陥没したりといったケースが多くて、結局あとで除去手術しないといけないことが多いので、うちでは取り扱いがないんです」と眉をひそめた。

そうなのねー。

ということで、Zで勧められたのはフルコース。

鼻翼縮小(外、内)

鼻尖形成3D法

耳介軟骨移植

鼻中隔延長(鼻中隔軟骨を使用)

プロテーゼ

静脈麻酔

モニター価格、かつ10月11月なら10万円オフ、かつオプションのプラセンタ内服とか傷跡きれいにする系の施術で+10万円位をのぞくと、最安で総計140万円程度。

気になった点は鼻尖形成の説明が、先生とのカウンセリングの間になく、カウンセラーさんが見積もりを持ってきたら入ってたので、これって何?ってきいた点。

鼻尖形成って、ほかのクリニックでは鼻尖形成=耳介軟骨移植である。

なのに、Zでは、耳介軟骨移植とは別メニューとして、鼻尖形成と書いてあって、はい?と。

ようは、鼻尖縮小のことであった。

鼻中隔延長をやる場合はセットでやらないといけないものなのか、バランス的に鼻尖形成(鼻尖縮小)もやったほうがいいということでいれてるのか、結局聞けずじまいだったな。

プロテーゼはいれないでもいいですか?と聞いたが、いれないで鼻先だけ出すと不自然だから入れたほうがいいとのことだった。

小鼻は、高さを出すだけじゃ私の場合は、ダメとのこと。

高さを出すほうが難しい鼻だし、おそらく高さでカバーできる以上に張りすぎているということなのだろう。

まあ、5件ぜんぶ回ってきて、今、Zを振り返ると悪くもない。

良心的に思える部分もある。

なんといっても、鼻の手術が大好きですって感じで、鼻ばっかりやっているわけだから、そのぶん執刀経験も豊富だしね。

症例を見る限り、美的センスも信用できそうだ。

が、やっぱり鼻尖形成について先生から説明がなく、小鼻縮小とプロテーゼ、鼻中隔延長と耳介軟骨移植の話だけ聴いてたんだけど、見積もりが出てきたら当たり前のように見積もりに入っていた点が気になるね。

なんかいくらフルコースを提案する人だとしても、雑すぎだろ。

結局、見積もりが出てきてカウンセラーさんに代わったあと、再度先生を呼んでもらって直接、鼻尖形成の話をきいた。

溶けない糸を使用して、鼻翼軟骨を縫合、また鼻翼軟骨自体も少し削ってシャープにするとのことである。

他の3つのクリニック(V,SR,R)では鼻翼軟骨を縫合するのは溶ける糸だと言っていて、その理由は糸が溶ける頃には軟骨同士もくっついてるので溶けて問題ないからだと聞いた。

Zではなぜ、溶ける糸ではなく、溶けない糸を使うのか不明である。

今思えば、なんで溶ける糸ではなく、溶けない糸を使うのか?と聞きたかったが、その時は体内に永遠に糸を残す違和感のほうが勝り、抜糸しないんですか?という聞き方をしたら、

「一般的な手術で使う糸で、一生体内に残っていてもなんの問題もない。だって糸ですよ?」と言っていた。

体内で、糸が異物として炎症反応や感染の原因になる可能性があるかなんて、医療従事者でもない一般人にとっては不確かなので、糸だから問題ないって感覚的に訴えかけようとされても知らんがなだけどね。

推測するに、やっぱり溶ける糸よりも確実に長期保持されるとかなのかね?でも、溶けない糸も結局は緩んでくるし、溶ける糸が溶ける頃には軟骨がくっつくのでいいじゃんというのが多数派なのか。。

どっちでもいいんだったら、気分的には溶ける糸のほうがいいよな。

何か溶けない糸のメリットもあるのだろう。

あとは形成外科専門医ではなく、美容整形の経験しかないところ、また数年間集中的に、手術をたくさん執刀してきたかもしれないが、20年、30年、40年選手の先生たちと比較すれば、10年後、20年後のトラブルについての経験値は低いかもしらんね、という懸念はある。

やっぱりTみたいな老舗は、そういうところを懸念するからこそ、無難な施術しかしない選択をする気がする。

だけど、果敢に新しい施術にトライすることがいいことかというと、オステオポールみたいな例があるので、結構微妙よね。

韓国の整形技術は進んでいて、すごくきれいな鼻をつくる。

だけど、トラブルもその分多いと聞く。一瞬はとても素敵な鼻を手に入れたけど、数年後にはトラブル発生して再手術、みたいなケースが多いとか。

Zは少し、そっちよりな気配がする。

大胆に長さを出し、綺麗な鼻を造形するけど、そのぶんZで曲がったとか、左右差が出たいう口コミもみかける。

そういえば、カウンセリングで私の鼻の穴の左右差が大きい点を強調していた。

それは予防線だったのかもなと思う。

術後に左右差が出た時に、もともとあなたは左右差が大きいって言ってあったでしょ、と言えるための。

他の病院では一切、左右差があるとか、そんな話は出なかったからな。

ま、Vなんかはそういえば写真だけ見てのカウンセリングで、私は先生の前で一度もマスクを外さなかった。もちろんコロナのことがあるからだろうけど、それもどうなのかと思う。

その点、Zはしっかり触診してた。それは好感が持てたけどね。

Zについては、たしかカウンセリング料は無料だけど、シミュレーションを見たければ、それの料金が5000円、どうしますか?ということで、私は面白いからお願いしたけど、まあそれもちょっとぼったくり価格である。

で、頼みたいかどうかといえば、やっぱりネックは、鼻尖縮小の説明を先生が最初しっかりしなかったことへの不信感。

抜けていたのか、調子こいてるのかわからないけど、施術の説明をきちんとしないで見積もりには含まれてるて、NGだろうな。

あとはその程度の信頼感でも、たとえばボトックスとか脱毛、ハイフ程度の施術だったら、安いしまあいっかでお願いするかもしれないけど、やっぱり150万円。

そしてリスクもある鼻中隔延長。

そうなってくるとねえって感じ。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?