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色は匂へど散りぬるを

こんにちは。
こんばんは。
はじめまして。
おひさしぶりです。


「花は綺麗に咲いてもやがて散ってしまう」
の意味。
諸行無常、を表した文です。
全てのことは絶えず変化していく
常なるものなんてないのだよ〜ってことなんですが、



超わかる〜!!!

(急)


年始早々にありました、同窓会の話をば。

2023年は30歳になる年ということで、
成人式にやったぶりの同窓会をやりたいねと
高校の友達と話していたのがきっかけで、
やることになりました、同窓会!

夏に話が出てからチマチマチマチマと
一人ひとりに声を掛け、、、
日程を考え、、、
場所を押さえ、、、
3人の幹事でがんばりました!


もうワックワクで、
当日もたのしくて、
3次会までやっちゃって、
楽しかったんです非常に。
楽しすぎて早くまた開催したいわけです。


ただ、ふと、

わたしはなぜ地元にいないのだ?と思いました。

なぜわたしは
ひとり新幹線に乗り、
また東京へと帰っていくのか、、、?
はて、、、???



遡ること10数年前、
とにかく、とにかく、とにかくわたしは
新潟から出たかった!

なぜ、かはわからないけど
新潟が嫌いだったわけではないけど

朝がめちゃくちゃ苦手なわたしは
毎日同じ時間に起きて
支度をして
学校に行くというこの作業がとにかく苦痛だった。
学校に行くのが嫌なわけではないよ

反対に、夜型なので
早く寝て明日の朝に備えなければいけない
という習慣が苦痛だった。


家から高校までは
自転車で通っていたけど、
雨が降る日は最寄りのバス停からバスに乗る。
バスはそんなに頻繁に来ない。
1本流したら遅刻、余裕で。
私がギリギリに家を出てるせいだけど笑


実家を出れば
朝誰かに起こされることもないし
夜誰かに早く寝ろと言われることもないし
バスも頻繁にきて不便ないんだろうな〜、、、
という超だらけた理由で
実家を出たいととにかく思っていた。

あとは毎日繰り返される同じ日々に飽きて、
東京にいけば毎日違うことが起きて
楽しいんじゃないかっていう変な期待もあった

結局、東京の大学に進学しても
1限の日は朝早く起きないといけないし、
(夜型こじらせて不眠症気味になった4年間だったけど)
電車はともかく、バスは別に数分に1本とかじゃないし、
大学行くかサークル行くかバイトするかで
大体同じような日々を過ごしてた。

それでもやっぱり大学生って
高校生と比べればもちろんすごく自由で
人生の夏休み感あって、
のびのび過ごしていた。


その後就職も東京でして、
結婚もして、子どもも産んで
本籍も新潟じゃなくなって。

いま、
ふと、
あの日々ってとてつもなく幸せだったんだなと

毎日毎日変わらなくて
なんの変化もなく
ただ同じ日が繰り返されている
と思っていたけど
そんなことなくて。

むしろ今よりずっと、
毎日違うことが起きて
毎日違う感情で過ごす放課後があって
毎日違う思いを抱きながら生きてたはずだって


あの頃の思い出がすごく尊く、
大切に思えてしょうがない!
なんなら高校生に戻りたい!わたし!


睡眠を最優先した結果の爆走チャリ登校も
スカート丈で怒られるのも
眠すぎて仮病使って保健室で寝るのも
違うクラスだけど、
仲良いメンバーで集まってお昼食べるのも
部活で喧嘩するのも笑うのも
親友とくだらない話するのも
好きな人と気持ち隠して話すのも

ぜーんぶもう一回やりたい。

今だって、

毎日朝起きて子供たちに朝ごはんあげて
お昼まで遊んで
お昼ご飯あげて
夕方まで遊んで
お風呂入れて
夜ご飯あげて
またちょっと遊んで
夜寝かしつけて

と毎日同じ繰り返しだと感じてしまうけど、

その日の天気が違うように
子どもたちも毎日成長していて
日々違う息子と娘に会っているんだよね

それを忘れたくないなあ。

もう一度やりたいと思ったって、
やれないのだから
できないのだから

同じ時や同じ日なんてないということを
忘れたくないなあ。

毎日毎日絶えず変化していく
毎日毎日大切に大事に
楽しんで生きていきたいな、と

そんなことを思った、同窓会の帰り道


とりあえず、諸行無常の話、おしまい。

おやすみ。


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