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斎名智子著「ほんとうは、なくてもいいもの」

斎名智子さんの本を買って読みました。

ともちゃん(と呼ばせて頂きますm(_ _)m)のことは、ぢんさんのpodcastを毎週楽しみに聴いていた頃から知っていた。

Beトレ会員だったのでDVDでも観ていた。
穴口恵子さんのpodcastでも聞いていて、フンワリしているけど結構核心をついた事を言う人だなぁと思っていた(心屋のカウンセラーさんでもあったから当たり前かw)、いつしか好きになり応援していた。

心屋さんの「飛ぶ族、飛ばね族」は、ともちゃんとの結婚生活によって発見され、日本全国の飛ぶ族はどれだけ救われたことか。

ともちゃんはぢんさんの奥さんとして、
飛ぶ族代表としてよく紹介されていた。

前世でまた会おうねと約束した青い石を見つけに行って本当に見つかった話はすごいと思ったし、二人はおしどり夫婦でこれからスピ系でも開花していくのかなと勝手に思っていた。

それが、ぢんさんが心屋を卒業して歌だけになり、ともちゃんが社長になって大丈夫か?と思っていたら離婚があって複雑な心境になり心屋から少し遠のいていた。

clubhouseではモデラーとしても上手に場を回していて飛ぶ族と言っても本当は出来る人だったんだと見る目が変わった。

元々可愛かったけど益々可愛くなっていき、改名してぢんさんとのことも乗り越えられたのかなと勝手に推測していた。

そして、この度の初出版。

本を読みはじめた前書きから始まり本全体から静かな凪のような落ち着いた雰囲気が伝わってくる。

離婚のことにも触れられてあり
自分の感情に抗わず誤魔化さず、とことん向き合い感じ切ったからこそ乗り越えられたことがわかり、少ししんみりしたものの、ともちゃんの文章からは爽やかさしか伝わってこなかった。

そして肝が据わった印象も受けた。

本の最初から最後まで、一人のナチュラルで等身大で、ありのままの自分を楽しみ、ありのままを受け入れる、中庸でプラマイゼロの人なんだなぁと、その魅力が伝わってきた。

もう「飛ぶ族代表」は卒業して、それを超越した「私は私、斎名智子です。それ以上でもそれ以下でもありません。」の唯一無二な存在になれたのだと思った。

静かに語りかけてくるような文章は読みやすく優しく心地良い。

「自分であること」を楽しめる素敵な女性だと益々好きになった。

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