いまの気持ち

2008年の初夏に好きになったHey!Say!JUMP、その中でも特に有岡くんのことを見てきた。その理由が「とにかく見ているとおもしろい」から。
もちろん、「ダンスがかっこいい」、「所作がかっこいい」、「優しいのになぜか雑なところもある」、「向上心が爆裂にある」、「ファン思い」、「ファンを増やそうという努力がすごい」など、良さを挙げたらきりが無いんだけど、総称して「このアイドル、おもしろい!」という感情。
アイドルを見ることを趣味で楽しんでいるから、その感情になることは当たり前だと思ってた。

だけど、16年もみていると、「アイドルの人生を搾取しているな」という感情に襲われて我に返ることが結構ある。
有岡くんの人生のほぼ半分がファン歴なので、人生イベントもたくさん見てきた(本人の発言やメディア情報などで)。
学生時代には体育祭や卒業式、成人、一人暮らし、免許取得、引っ越し、趣味や身に付けるものの変化など、アイドル活動と関係ない部分での人としてのプライベートなことにも「こんなことがあったんだね」って楽しんできたけど、途中からこんなに家族や友達ではない人の人生を娯楽として消費してるのってどうなの?という背徳感が生まれてしまった。
人の人生イベントを「おもしろい」という感覚で楽しんでいる自分自身もそうだし、SNSなどで見る攻撃的な意見や、ゴシップ誌の記事や、要所要所で耳に入ってくるタレントの日常を脅かす怖い人たちのニュースなどもその気持ちを助長させていたかもしれない。

そんな中でのコロナ禍。世界中でウイルスと戦っている中での活動のしづらさ、緊急事態宣言で世の中が止まったかのように感じられたときに襲ってきたであろう虚無感。さらに、事務所問題勃発からのバッシングも始まって、精神的に苦しい日々が続いている昨今。いろいろな価値観が変わり、いろんな選択肢を取り始めるアイドルたち。今のアイドルは、誰がどういう選択をとってもおかしくない状況。さらに、光くんが突発性難聴で活動休止したことは大きすぎる衝撃だった。
けれど、逆境の波の中でもHey!Say!JUMPはHey!Say!JUMPを続ける選択肢を取り続け、有岡くんもアイドルでいるという選択をし続けている。
JUMPという箱が存在し続けて、そこにずっと有岡くんが所属していること(今のメンバーが全員揃っていること)が一番の願いである私にとっては、感謝の気持ちしかない。

そういった世の中の流れから、私の中では「幸せに暮らすアイドルが見たい」という結論に落ち着いた。
今まで意識してそう思ってこなかったけど、激動な世の動きのせいで明確に「幸せでいてほしい」という気持ちが芽生えた。人生を制限されるのではなく、個人を尊重された状態でアイドルをしてほしい。
私の趣味なので、結局は私が幸せになるには有岡くん(とJUMPみんな)が幸せになることが必要って感じなんだけど、そこだけは自分を肯定したい。
だから必然と、コロナ禍のちょっと前に出た2回目の報道で「もしかしたらそういう日が近いのかもしれない」と思った案件も、自然に受け入れる流れだった。(CD売上の心配とかの諸々の心配はおいておいて)
そしてあの日、お知らせ文を読んでついに来たかと思ったと同時に、”ファンと自分の関係性のこと”しか書いていないことに気づいて、やっぱりこのアイドルすごいと思った。
有岡くんがHey!Say!JUMPというグループの影で家族というグループを掛け持ちすることになったので喪失感もあるけれど、JUMPとの17年は有岡くんの人生の中で一番大きなものの一つには変わりないだろうし、これからもそうであろうことが、あの文章から伝わった。
「これからも嬉しいこと、悲しいことを共有していけるような関係に」という言葉に自分の応援人生を肯定してもらえたような気もした。

ずっと見てきた有岡大貴というアイドルは、沢山の人を笑顔にして、沢山の人の人生に彩りを与えていて本当にすごい。
私のオタクライフも有岡くんとHey!Say!JUMPによって、とっても彩られた。初めてのソロパート、初めてのソロ仕事、MC抜擢、帯番組に出演決定、日本中が注目するドラマ・映画に出演、思い返してもドーパミンがドバドバ出る。ライブでのパフォーマンスは、どの時代も全瞬間が最高だし、ファンサービスは、全人類にファンサ時代から、エリアファンサを増やし始めた時期、立っているだけでファンサというほぼミッキー状態になった有岡くんまで時代の移り変わりを楽しませてもらってる。たまにもらえるファンサービスは宝物だし、自分が描いただいきんぐの絵がついた羽子板をなんでそうなったのかわからないけど有岡くんの家に飾ってもらえたこと(某雑誌)は一生の思い出になった。
色んな人の心を支え、毎日を明るく照らす有岡くんには、生きづらいと思うより、充実した姿でいてほしい。楽しんでいる有岡くんをみて楽しみたい。
という結論に落ち着いた。極論だけども!

おそらく報告直後、一番最初のライブで、並々ならぬ気合の入った有岡くんが見れると思うので、(一報が出たあとの直近のライブ初日(20181223)の有岡くんは尋常じゃない気合だった)まずはそれがみたい。楽しませてくれると思ってる!

わたしが自分の気持ちをだらだらと書き連ねただけなのでなんの共感も得られないと思うけど、自分の気持の書き出しをするためにブログ書いたよ。
色んな意見があって当然で、独身のアイドルだから応援してたのは職業的に当たり前だし、裏切られた気持ちになる人もいるし、全く切り離して応援できる人もいる。でもみんな有岡くんのことが大好きだからの激動なんだよな。有岡くんのことが大好きな人のことを全員抱きしめたいよ。