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無観客無現場ライブ配信をZoomで実践してきました!

先日、こんな記事を書きました。

実施するのは先かなと思ってたんですが思ったより早く、noteを書いた5日後(本日)ライブ配信をさせていただく事になりました。演者さんも運営会社さんも僕たち配信代行会社もバラバラの場所にいながらライブ配信を行いました。

配信現場には僕たち2人がいたので完全なバラバラではないですが、もしウィルスを保持していた場合、だいぶ感染リスクを分散できるのではないでしょうか......!

アルコールばっちり!

配信させていただいたNEW WORLD2020について

いまこの情勢になった今、どう変化していくのか、どう考えていくのかを考えるカンファレンスイベントです。

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OPがめちゃカッコいいムービー!

現在、新型コロナウイルスの影響を受け、政府による緊急事態宣言の発令や各自治体からの外出自粛要請によって、経済活動への影響が出始めています。この時代の変化に適合していくためには、どう立ち向かえばよいのでしょうか。 
ホットリンクは各業界をリードするゲストをお招きし、このヒントを皆様と探るべく、カンファレンス「#NEWWORLD2020」を開催いたします。(PR TIMES

今回は株式会社カラスの牧野さんにお声がけいただき......というか半強引にご一緒させていただけないか勝手にアクションさせていただきました。

僕自身もライブ配信を実施する方法もこれから変わっていく段階かなとも思っており、今回の取り組みはイベントの趣旨を受けて僕の答えや思想をアンサーにして取り組んでみました。誰にも気付かれぬこだわりと主張です笑


配信システムについて

配信方法はとてもシンプルです。すべての画と音を配信システムに集めて構築。完成したものをZoom上に配信しています。

しかし、このシンプルな中に難しい問題が多々あることが浮き彫りになりました。

1.アカウントの権限範囲

今回の配信はZoomのウェビナー機能を使って実施されたのですがホスト代替権利をもらうには条件が必要になります。中でもよくわからないのが

ホスト、代替ホストのどちらのユーザーも同じアカウント内でプロライセンスが必要です(Zoom公式HPより

ウェビナー権限を有しているアカウントでもホスト指定ができませんでした。結果、パネリストに指定をもらって配信したのですが、とても手間取りクライアント様にご迷惑をかけたなぁと大反省しました。。

ウェビナー機能での配信はこれまでもZoom Japanさんの配信、しぶや落語さんの配信もさせていただいていたのですが企業様のアカウントをそのまま戴いてたので新規で設定していただく場合の条件を把握しておく必要があるなと思いました。

2.同一アカウントで会議とウェビナーは並走できない

今回の配信ではZoomのルームを2つ使用しています。このルームの主催者は別にしないといけないのは盲点でした。つまりウェビナーを開催するアカウントが演者同士の会議ルームを作ると「現在別の会議を主催中です」的なメッセージが表示され、片方のルームを開ける事ができません。

今回は#やわラボスタッフ側で会議室ルームを別途作成し、演者Room=やわラボ管理アカウント、視聴Room=ホットリンク様という管理を分けて配信しました。

Zoomの配信は難しい

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実際の配信画面

Zoomはとても手軽な反面、OBSやWirecastといったライブ配信ソフトを使うことができず、キャプチャーに入った映像を最終出力とするため、配信スキルが大きく求められると思います。

ちょっと今回は突然のトラブルもあり、ダイレクトに食らう結果になってしまいました(泣)

ライブ配信の技術者なら誰もが体験する、本番直前の悪魔!信じられないようなトラブルが起こるんですよね、、機材が火を噴いて故障したり元電源を会場スタッフさんが間違えて抜いちゃったり...思い返すと結構乗り越えて来たなって思います。

今回もツイートに書いてるようなトラブルが起こり、配信ディレクションをスタッフさんに任せて僕は機材の組み直しとかをしていました。結果、8分ほどスタートが遅れてしまい、また映像の再入力によるリスケールが起きて申し訳無さ。

これが他媒体の配信なら配信ソフトで他の音と画を組み合わせて対処できたんですが今回はZoom。ごまかしの効かない世界でダイレクトにミスが影響しちゃいました。

どんな理由であれ起こしちゃったのは僕のせいなので地面に額を擦り切れるほどなすりつける気持ち。悔しいです。

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ちなみに配信現場はこんな感じでした。あと見えない場所にもう一台PCがセットされており、クライアント様のコミュニケーションに使用しました。

次回に向けて

次回はなんと明日です笑
こちらから参加できるので是非ご参加くださいっ。

https://www.hottolink.co.jp/event/20200415_107215/

今回立ちはだかったアカウント問題はクリアしたので、唐突なトラブル対策がキモになりそうです。また、もっと良くするための改善点もあるので盛り込む。

そうすると機材がまた複雑化してくるんですが、今回の悔しさを150%で返すべく頑張りたい気持ちです。また配信前のディレクションやコミュニケーションの難しさも課題の一つと感じました。

テレカンにどう慣れるか、伝えるか、ご案内するか、提案するか、双方コミュニケーションしやすいようにするかは研究する必要がありそうです。

無観客配信に加えてスタッフも現場に行かないのは3蜜を作らない意味でも有効だし、追求していく事で遠方とのライブ配信を発展させる可能性を感じてます。だから僕は引き続きこのサービスの研究をしていきたいと思っています。

明日もがんばります!

頂いたサポートは僕が電車を乗り間違えた時に凹み回復のにコーヒー代に使わせていただきます。あとソイジョイ。