発信の方法と自分の姿勢を見直す事ができた件

ここ数日、発言の指摘やツイートのスタンス、繋がっている人の指摘を頂くことが増えました。

中には罵倒を重ねたレベルのものもあったのですが、対応いただいた方とやりとりをしていく中で、自分の意識の低さ、民度の低さといった未熟な部分に気付く事ができました。

繋がりについて

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仕事をする上で僕は灰色の部分だけを見ていて、知人がヤバイ人と繋がってようが、その人はその人。もし何かあれば手を貸すし一緒になる、という考えでした。僕がヤバイ人と繋がらなければ良いだけの話だから。

仕事をお願いした人が知人につながる可能性は考えてましたが、オレンジ矢印部分の影響は考えた事がありませんでした。戴いた指摘で、オレンジ矢印の可能性に気付くことができました。

知人が繋がっている向こう側と自分。
知人が繋がっている向こう側と自分の周りの人たちの繋がり。

どちらも確かに繋がる可能性はあるし、ヤバイ人の詐欺に引っかかる可能性も無いとは言えません。

指摘してくださった方々にぶつけて、色々聞いてみて納得できました。恥ずかしいと思いつつも、アヤフヤなままにするとまた繰り返すと思い聞いてみました。まだ理解が足りて無い気もするのですが、本当に感謝しています。

また、メンタルコントロールができず、例え話でも過剰な言葉を選び、公の場に放ってしまった自分の軽率な行動は批判されるべき恥ずべき行動だと思っています。大変申し訳ありませんでした。


発信の仕方

発信の仕方でも見直すべき部分がたくさんありました。僕はツイッターで「最速で3万円稼げる」趣旨のツイートをしていました。背景には、高額な動画講座を受けて終わり、とかクラウドソーシングで数千円の案件受けるなら、僕のコミュニティ入ったら教えてもらえるし、もっと高額案件あるよ。というお話でした。

コミュニティの話をします。コミュニティではスキル=高額案件、というわけではなく、企業様の予算に応じて変わり、スキルの上下は求められません。手をあげて、納品できたらお金になります。

5分で作成動画見て作業時間20分で3000円の案件もあれば指示書通りに作成して7万円等、価格も内容も様々。編集者が興味のある内容なのかお金なのか責任か......個々の裁量で案件を選べるようになってます。

一般的な動画案件の話をすると、スキルが高い=高額案件(1動画30万円の広告動画)になる事が多いと思います。こういう案件は自分で営業して獲得したり、価格交渉をしたりする必要があります。

この一般的な動画案件の獲得・納品をするために、スキル習得(ソフトなどのスキル以外にもコミュニケーションや営業力習得)の時間は確かに何年とかかります。一方、お金面だけで言えば手を挙げて納品できたら案件になる(しかもサポートがある)コミュニティは良い、と思っていました。

しかし、僕の書いていたツイート(しかも固定ツイートにしていた)文言では「入れば簡単に稼げる」という表現に見えました。指摘では「本当に動けない出来ない人たちには難しい」といただきました。

やわラボでは初めて入った方のために「稼ぎたい人はこういうルートで(Aに表明して提出とか)やればいい」というコミュニティの歩き方の案内。Zoomでメンバーによる使い方の機会も多く用意しています。

しかし、いただいた指摘はもっともで、(馬鹿にするわけではなくて)本当に能力がない人はそのテキストを読めない、Zoomも参加しないという人がいるかもしれません。そんな人たちからすると「簡単に稼げる」は確かに煽りすぎだと思います。

普段、ツイートでは「技術の刃は研ぎ続ける人用がある、努力大事、継続大事」を書いていたのですが、そもそもその前段階の人たちの事は考えられておらず、浅はかな情報発信と宣伝文句だったと思ってます。

また、普段の表現でもこうした強い言葉を選ぶことにより、誤った解釈を起こして期待値の差を大きく作ることになる、と強く実感しました。ツイートの方法ややり方も、見直そうと思っています。


事の大きさ

今回の件は僕自身、まだ受け止めきれないところやわかっていない部分もまだ沢山あると思ってます。今まで完全なプレーヤーとして生きていて、「経営をする」という部分では去年の秋頃から始めて経験が浅く、お遊びビジネスだったと反省しています。

意識も低いままだった事が浮かび上がり、もっとちゃんとしないとと思っています。コンプライアンスも社会についてももっと勉強する必要性も感じています。

今回、気付けなければ、繋がりを辿っていく事で誰かの人生をめちゃくちゃにしてする種を植え続けていたかもしれない。そうしてしまうのは不本意なので、僕も立ち振る舞いを考える大切さ、今まで意識が低かった事に恥ずかしさを感じています。


なぜコミュニティをしているのか

有料にしている意味

「会費分を徴収せず請求額から3000円抜けば良いじゃん」という声があるかもしれません。僕が有料コミュニティをしているのは熱量の高い人を集めたいから、です。

体感として無料コミュニティより有料コミュニティの方が熱力が高いと感じています。本音、頂くのは申し訳なく思っているので簡単に3000円は稼げる仕事も作っていて、動けば元取れるしステップアップになるからがんばろうね。の意味を込めて僕は案件や仕組みを作っています。

オンラインサロンに思っている問題点

僕はオンラインサロンで「無料で働くのを良し」と思ってません。やりがいも認知を広める事も関係なく、動いたら動いた分は納品がある以上還元されるのが理想だと思ってます。

時々、入会時に「サロンのために頑張ります!」と言ってくださる方いらっしゃるんですが、断っていて、サロンのためでなく自分のために頑張って欲しいと思ってます。

更に、クリエイターが安く叩かれる現状も良しとは思ってません。どうしてもクリエイターが飽和してきたり他の要因も重なるとクリエイターへの予算は減ってしまいます。

クラウドソーシングを見るとその安さをわかってもらえると思います。数千円〜数万円がほとんどではないでしょうか。

そうした状況を打破するにはクリエイターが企業案件をして、ポートフォリオを持って自分で仕事を取っていけるようにする事が一つと思ってます(もっとサポートするのであれば、営業の方法も伝えるべきなのですがリソースが足りておらず、正直なところ実績を作れる環境までサポート、がサービス内容になっています)

僕がサロンのためにできること

オンラインサロンに入ったり動画を始めるには理由が色々あると思います。お金が欲しい、仲間が欲しい、実績が欲しい、有名になりたい、面白そうだから等。

それぞれの理由を満たす必要があると思ってて、一つの手段として仕事のあっせんをしています。仕事をやりながらスキルアップしたり、お金が入ったり信頼関係ができたり。

仕事=いやなものではなく、仕事や動画を通して少しでも人生が豊かになるきっかけを作りたいと思っています。お金はわかりやすい部分で、そのための一つと思ってます。

サロンのお金の話

相場はクラウドソーシングで出されている相場よりは高いはずです。3万円クラスの案件も多いんですが、何故これができるかというと動画の撮影や企業側のディレクションを僕ともう一人で受けていて、そこの本来引かれる予算をクリエイターに振っているためです。

クライアントさんの予算次第なので自分なら同じ工数でもっともらえる!という人もいると思います。そういう人は自分に合わないものは手を挙げる必要がないコミュニティになっています。

イメージ的には就活サイトで企業一覧があり、興味のあるものをクリックして応募ができるイメージです。

今回を通じて

僕自身は自分の未熟さを思い知り、また関係を作る難しさと大切さ、発信の責任を知りました。今の今まで足りていなかった部分が明るみになり、恥ずかしい姿もいっぱい見せました。

このnoteもまたマズい事をしてるんじゃないかと思いながら書いています。でももしかしたらこの学びも誰かのためになるのかもしれないと思っています。

これから具体的にどんな出し方をするのか、予防策をしていくか、をじっくり考えなくてはと思っています。一つ言えるのは、オンラインサロンの問題もクリエイターの問題も解消したいところはブレず、サロンも止めようとは思わなかったので、僕自身を反省して改善して、良い環境を作って行きたいと思っています。

頂いたサポートは僕が電車を乗り間違えた時に凹み回復のにコーヒー代に使わせていただきます。あとソイジョイ。