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実存の不在が駆動する経済

 少し前に、「生娘をシャブ漬け」という、なんともバカバカしい言葉がニュースを賑わしたのだけれども、「シャブ漬け」なのはむしろマーケターのほうで、むしろ広告という仕組みそのものが麻薬的なものとアナロジカルな概念なのだろうと、ふと、思った。

 お金→売上、というロジックの短絡性。

 しかもその論理を担保する実存は不在なのである。

 だからこそ、やればやるほど、もっともっと、ということになる。

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 そんなことを考えていると、保険ビジネスと広告ビジネスって、コインの裏表なのだと思ったりもする。
 不在によってこそ、駆動される経済。可能性によって換金される資本。

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