めいそう

　数日ばかり、伏せっていた。

　伏せっていると、思考は迷走する。

　モニタを見るには神経が弱っていたので、ポッドキャストばかり聞いていた。

　迷走は、新たな出会いをもたらしてくれる。ジブリ汗まみれ、という番組が、とても面白い。
　勇気づけられるなぁ。徹底的に考え抜きさえすれば、常識もトレンドも、関係ない。新たな価値を生み出すのは、純である、ということ。
　とはいえもちろん、純ばっかりじゃだめだから、藻搔きも足掻きもするし、葛藤もする。遊びもするし、勝負もする。

　こうしたら売れるかな、などとは一切考えない。何を問うべきかだけ、考える。良いものを適正な対価で、シンプルに扱う。それを可能たらしめるために、ありとあらゆる力を動員する。

‎鈴木敏夫のジブリ汗まみれ：Apple Podcast内のゲスト：長瀬千雅さん 「軽佻浮薄な時代」に報いた一矢――ジブリ鈴木敏夫が語る平成（前編）

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　かたやで、どうしても対応が必要なことだけは、実務的なことも、ちょこちょこと対応している。
　今日は新作の校了日だった。
　最後まで、粘りに粘った。これでテキストが最終フィックスされると思うと、なんとも言えない気持ちになる。