無料 マイラーズカップ タイムランク予想
1.はじめに
競馬データ派にとってシミュレーションというのはすごく興味が沸くものがありますよね。
私もその一人であり、基本的にはデータで勝負します。
ではそのシミュレーションはどうやって作成されているかというと、ほとんどのソフトでは【馬の能力指数】というのが反映されます。
能力指数が高ければ高いほど、その馬が強いというのが証明され、現在の最強馬でもあるアーモンドアイは、すさまじい指数をたたき出しているのは事実です。
2.どういう馬が上位にくるのか
基本的にG1に出走できるメンバーは指数が高く、G2やG3のシミュレーションでは上位にいることが大半です。
今回、下記のPDFファイルのインディチャンプを見てもらうとわかると思いますが、G1で勝つ=指数が高い馬というのが成り立ちます。
私のデータは、GCHでお馴染みの【先週の結果分析】を参考にさせていただき、その指数を馬柱に落とし、5走合計指数と5走平均指数を独自の計算方法で指数化し、順位表を作成しています。
3.なぜ近5走なの?
馬の能力が一番わかりやすいのは、【近5走】
なぜ近5走なのかというと、ある程度の馬は1年間で5走ぐらいしか走っていないからです。
ダビスタをしたことがある人は良くわかると思いますが、年が明ければ馬の能力は一気に衰退傾向になります。
その近5走で上昇しているのか、それとも下向しているのかというのは、馬柱を見れば分かることで、上がっていればもちろん平均指数は上昇します。
それと合わせてタイムランクの指数も上がるため、その馬がどのレベルまで達したのかというのも、能力指数で分かるようになります。
ちなみに、G1馬レベルになると、能力指数は95を超えてきます。
この指数に近い馬がG1馬となり、恥じない能力の持ち主となるのです。
4.タイムランクはAでもDのレースで勝てない?
タイムランクAで完全タイム差-1.0秒だったとしても、そのレースのタイムランクがDだった場合、その馬は能力を発揮できず馬群に沈んでしまうことがあります。
そのレースの結果論とはなってしまいますが、未勝利クラスまでのレースで、前走タイムランクAで逃げ切り勝ちした馬は、次走の2勝クラスまでは難なく逃げ切り勝ちを収めてしまう場合が多々。
なぜかというと、2勝クラスまでは【小学校の駆けっこ】程度のレベルしかなく、何も考えずにただただ足の速いやつが適当に走っても勝てるからです。
3勝クラスまで登ると、未勝利クラスならタイムランクAで走れる馬がたくさん現れ、なおかつ展開というのが大きく左右します。
瞬発力があればじっくり脚を溜め、なければ長くいい脚を使う。ペースを作る馬が果たしてどちらのタイプなのか。その見極めが重要となり、一丸に速い馬が勝つとは言えなくなります。
5.例年の傾向
例年のマイラーズカップ過去の傾向を見てみると、2018年はタイムランクB、2019年はタイムランクCとなっており、どちらも高速決着となっております。
では、今年はどうなるのか?
逃げ馬がランスオブプラーナとなるため、馬柱のタイムランクをみてもらうとわかる通り、Eランクの逃げしかできません。
おそらくこの馬が遅すぎて目まぐるしく先頭が入れ替わる展開となるのか、もしくは後半ポジション争いで時計の掛かる勝負となるのか。
どちらにしても瞬発力勝負となるのは考えにくく、前にいる馬が有利になるのは間違いありません。
6.予想
本命はヴァンドギャルド
先行しつつも長くいい脚を使える同馬にとって、今回の展開は恵まれた感じ。
指数は4位であるが、斤量差でインディチャンプを倒せるのはこの馬以外いないだろう。
対抗はインディチャンプ
さすがG1馬なだけに、指数は断トツトップ。斤量1キロに対して指数を1減らしも余裕勝ちするレベルであるの間違いなく、マイル戦でこの馬を外すのは致命的とも言える。
▲はレッドヴェイロン
3着にベロっと入ってくるイメージで、先行有利な馬場だけに差し切りはかなり厳しい。それでも掲示板は確保できそう。
△フィアーノロマーノ
6歳になって1400mが限界になったのか、今のこの馬にとって1600mは少し長い気がする。マイルではインディチャンプ>フィアーノロマーノの法則が崩れることは、まずないだろう。
買い目は馬連を厚めに勝負します。
指数順位表はこちら↓
いつもはこんな風にブログ形式ではありませんが、今回は特別に書いてみました。
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