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忘れっぽい人必見 たった1つの考え方で、記憶力はアップします!

こんなお悩み相談を受けました。

「昨日覚えたはずの単語なのに、もう忘れてます…」
「歳のせいか物覚え悪くて困っています。」


この記事では、

①記憶の構造について
②記憶力を思い切り下げる危ない考え方

この2点についてお話をしていきます。

①記憶の構造について

あなたはエビングハウスの忘却曲線
について聞いたことがありますか?

有名な実験なので、
聞いたことがあるかもしれません。


この図をご覧ください

この実験結果で、
人は覚えたことを1時間後には半分以上、
1日後には3割も記憶に残っていない
ということが分かっています。

特殊能力がない人以外、
覚えた単語を次の日に忘れているって
当たり前のことなんです。

だから忘れても凹む必要はありません!

落ち込むよりも
ここからの行動がとにかく大切です。

次のグラフをご覧ください。

2日後にもう一度復習し、
1週間後にも復習し
1か月後、2か月後…と
繰り返した結果がこちら!


なにも復習しない場合と
定着率の差が明らかに開いていますよね!


一度しか見たことが無い単語は
記憶に残すことが難しいけど


何回か触れたことがある単語を
もう一度覚えようと思うと
記憶に残りやすくなるのはこの仕組みです!


だから反復して同じものを聴いたり
ワークやテスト、シャドーイングなど
いろんな方法で触れる回数を増やすことが
とにかく大切なのです。


②記憶力を思い切り下げる危ない考え方

プラシーボ効果という言葉を
ご存知でしょうか?

これはある実験で、「この薬で絶対治るよ」
と言われて飲んでいた薬が偽薬だったにも
関わらず、実際に病気が治ったり、

痛いの痛いの飛んでいけ
と子どもにおまじないをかけると
本当に痛みが引いたりする現象のことを言います。

これはある種、「思い込み」なのですが
脳と深く関係しています。

人間は思い込みの刺激を神経系に到達させて
実際にその通りに起こす機能があります。


プラシーボ効果はオカルトではなく、
思い込みによって起こる科学的な現象なのです。


これと記憶の何が関係あるのか?

勘のいい人は気が付いているかもしれません。


そう…


「歳のせいで記憶力が落ちたわ…」
「私は覚えるのが苦手だ」

こう思い込むことこそ
記憶力をどんどん低下させていく
最大の原因なのです。


これまでサポートしてきた方でも、

「中国語、少しずつ分かる言葉
増えている気がします!」
というポジティブな内容の
発言が多かった方と、

「いつまでも話せるようにならない」
「また忘れてました、歳にはかないません。」

というネガティブな内容の発言が
多かった方では、

同じスタートラインであっても
上達の差が圧倒的に開いていました。


ネガティブな思い込みを急に捨てるのは
難しいですが、

根拠がなくても
「自分はできるんだ!」
「身に付いている!」


とポジティブな言葉で自分に
声かけしてあげましょう!

1週間後、1か月後、1年後
大きな変化が表れています!

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