THE W 2022

感想と記録
（ネタの名前は自分が思い出しやすいようつけただけ）

Aブロック
1組目　
TEAM BABANA  漫才　結婚報告

やっぱ安定してるし、面白かった。3年連続出てるけど、毎年面白さを更新していくのが手に取るようにわかるのがすごい。

2組目　
ヨネダ2000 コント　誕生

衝撃とインパクトでずっと肩揺らして笑ってた。ああいうのは結局老若男女面白いと感じると思う。一緒に見てた人は、「あれの何が芸なんだ。小学生じゃあるまいし」って感想だったけど。めちゃくちゃおもろいだろ。後から振り返っても結局1番笑ったし。奇跡的なフォルムだし展開も変わっていってハッピーエンドなのが昨今の流行りを抑えてるなって印象。

3組目　　
さとなかほがらか　コント　コールセンター

唯一名前も聞いたことない人だったし、ネタも見たことなかった。でも面白かった。歌い出したところで一気に引き摺り込まれた。でもキーボードの音が声を消してて、聞き取りにくいとこもあった。そこが惜しかったなぁ。1人でOLの制服着てコントするってことで吉住を彷彿とさせるところもあった。まだまだ荒削りだと思うけど、これからの成長が楽しみ。THE Wはこういう人が出てくるから面白い。

4組目　Aマッソ　コント　面接

面白かった。やっぱどうしても贔屓してしまう。3年連続決勝進出で次はもう厳しいかな、とか思ってしまう。女性だけの賞レースってことで、毎回ネタ選びに社会に対するアンチテーゼがあると思う。かっけぇ。今回だと女性の体型とか。

ヨネダのこのままの勢いだと優勝まで行くと思った。

Bブロック　1組目
天才ピアニスト　コント　喧嘩

いやーもうさすが。ヨネダの勢い止めるやつおったわ。竹内キレてたなぁ。ああいうとこで空回りせず、あれだけの熱量で巻き込んでいくの相当技術要ると思うなぁ。面白かったなあ。

2組目　爛々　バイト先のいい人

爛々がおったらもうそこは大阪や。
面白かった。しゃべくり漫才で衣装の進化もすごいし、どんどんしゃべりうまくなるし。素の2人が面白いからもっと知れ渡ったら、もっとうけるはず。若干お客さん引いてる感じあったからわ。

3組目　スパイク　
コント　居酒屋バイトプリンセス

すごい好きなネタ。面白かった。一つひとつの動き、言葉選びがディズニープリンセスで、相当勉強、練習したんだと。松浦の自然なツッコミも相まって、受け入れやすいネタだった。全人類にウケるネタ。

4組目　フタリシズカ　かりこる
コント　電話

「今」を捉えたネタだな。面白かった。もうちょっと展開が欲しくなってしまったけど、セーフした時にカップラーメンこぼすところとか、繊細に作り込まれてると感心した。

Cブロック　1組目　河邑ミク　
コント　カンニング

意外と決勝初だった。W見てきた人は、吉住で麻痺ってるけど、1人のコントで爆笑取るのめちゃくちゃむずいと思う。でも、ずっと笑いのツボをマッサージされてる感覚で，ずっと見ておきたかった。backnumberを選ぶとこもセンス。面白かった。

2組目　エルフ　コント　携帯ショップ

漫才しか見たことなかったけど、コントめちゃくちゃ面白かった。スパイクとは逆で、ツッコミが現実ではあり得ないような独白っぽい感じだったけど、それがギャルの面白さを増してた。ああいうタイプのネタって珍しいし、ちょっと感動もあった。１つのネタの中で感情がどんどん変わってってずっとドキドキしていた。

3組目　紅しょうが　コント　ゴミ捨て場

4度目の決勝進出で、今まで漫才しかしてなかったけど、今回はコント。今回ダメだったら来年から厳しいだろう。でもめっちゃくちゃおもろかった。最高。こんなに愛おしいと思えるコント、好き。

4組目　にぼしいわし　漫才　水族館

面白かった。特に頭。何個か流れてしまう言葉がもったいなかったな。聞き取れないとことか。でも普通に一本の漫才として面白い。いろんなネタを見たいと思わせる力がある。

最終決戦
1組目　紅しょうが　漫才　イライラする

漫才。意地とプライドを感じて痺れた。。。
今までボケとツッコミがはっきり分かれてたけど、今回はダブルボケっぽくて、盛り上がりもすごくて面白かった。かっけえなあ。今まで見てきた紅しょうがの漫才で1番面白かった。

2組目　天才ピアニスト　コント　家庭崩壊

面白いねー。新しいものを使うこともできるのか。完成されてる。

3組目　ヨネダ2000 
コント　動物の声が聞ける人

一本目のインパクトが強くて、期待値も上がってたけど、それをも計算してたんだろう。やっぱ好きだな。一本目の踊りもあって、ヨネダ2000の大会じゃんって。面白かったなぁ。

優勝は天才ピアニスト。ネタの完成度として頭ひとつ抜きん出てたと思う。M-1でもキングオブコント でも順当に戦える。おめでとう。面白かった。

決勝12組って多くない？10か8でいいと思う。漫才でもコントでもなんでもいいって大会はコントの方が強くなってしまうよね。ABC・NHK然り。インパクト勝負で、漫才はやっぱ地味に感じてしまうから。しかもそれが点数じゃなくて勝ち残りなら尚更。難しいけど、天ピも紅しょうがもコント出してきたならそういうことだよな。（ヨネダはM-1のこともあるのかと）でも2本目漫才した時は声出るほどアツい展開だったし、2人の今のとこの最高傑作じゃないかと。

ネタ終わりの絡みで後藤との会話がうまくいかないと気になったな。あと、「最後の優勝は天才ピアニストでした」も途中で切れちゃったし。賞レースがそういうとところでグダつくと冷める。

でもまあ、今年も面白かった。