試作結果「燻製デザート」

以下の構想の施策結果。

ケーキを焼いてから燻すのではなく、焼くための材料を燻してから練りこむ、というのが構想の主でした。

[材料]
・燻製クリームチーズカヌレ(45個)
   - クリームチーズ400g
   - 小麦粉100g
   - 米粉80g
   - 全卵4つ
   - 砂糖120g
   - ラム酒100ml
   - 豆乳500ml

・燻製マスカアルポーネカヌレ(30個)
   - マスカルポーネ500g
   - 小麦粉100g
   - 米粉80g
   - 全卵4つ
   - 砂糖120g
   - アルマーラ(バニラリキュール)100ml
   - 豆乳500ml

1.
まず、チーズをアルミホイルでケースを作り、熱燻鍋でリンゴのスモークチップを使い、2時間燻製。

2.
ボールを2つ用意し、それぞれの生地作り。(手順は一緒なので、以降は片側だけに割愛)
全卵と砂糖を入れて、すり混ぜる。

3.
砂糖が溶けた感じになったら、燻製したチーズを入れてチーズのダマがある程度無くなるまで、混ぜる。

4.
お酒と豆乳を4~5回に分けて入れてしっかりとまぜ、冷蔵庫で一晩以上寝かす。

5.
型の内側にバター(有塩でOK)を塗り込み、生地を8分目ぐらいまで流しこむ。

6.
オーブンを余熱で250度にし以下の温度で焼く。
230度で25分
アルミホイルをかぶせて200度で70分程度(焼き具合で多少調整)
※ 最初、高温で焼いた際に飛び出てくるため、つまようじなどで脇から
    空気を抜いて生地を型に落とすといった手間が必要になる。
    温度調節の問題や生地の重みが関係してくるらしい。

7.
冷ましたら型から取り外して、完成。


で、お味はというと、
確かにほのかに燻製の香りがする甘さ控え目の焼き菓子になりました。
チーズの風味は、クリームチーズの方がちゃんとしますね。
マスカルポーネはミルキーな感じでした。入れたリキュールも相まって。
でも、何だろう?どちらにしても何かを連想させるような。。。

とりあえず、食べれるものだったので、会社へ持っていき後輩たちのおやつにとプレゼント。
すると、私が思い当らなかった「何か」について後輩たちから発言が。

「ソーセージパンみたいな味っすね」

そ れ だ !www
つか、ソーセージも燻製だっての!意外に知らない人が多くてびっくり。

ちょっと強めなお酒をロックで飲みながら食べるケーキかな、とおすそ分けした酒飲みの友人達に話したら、大いに賛同をいただけました。
ゆえに酒を飲みながら食べるケーキとしては、ひとまずの成功例って事でいいのかな。

以上、試作結果でした。おそまつ。

   



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