ランドネ 会津駒ケ岳ツアー
アウトドア雑誌「ランドネ」のモニターツアーで、会津駒ケ岳に行ってきました。
ちょうど一年前、山友に誘われ、会津駒ケ岳に行ったのが、会津駒ケ岳デビューでした。
しかも、駒の小屋に宿泊!
素晴らしいプランでした。
このとき、行きも帰りも高速バスを利用しました。
とっても便利な高速バスですが、到着時刻は良いにしても、駒の小屋で宿泊して、翌日に帰るには時間を持て余すというか…
しかも、帰りの高速で渋滞し、いつ着くんだろう?といらいらしてしまったのでした。
思い出すのは、登山中にお話をした人が、「渋滞が嫌だからバスと電車で乗り継いで来た。」と言っていたこと。
確かになあと思ったのでした。
そんなわけで、会津駒ケ岳にまた行きたいと思ったのと、今回のモニターツアーの「東武特急で行く」に魅かれたこともあって申し込んだのでした。
浅草駅から乗るリバティは快適で、会津高原尾瀬口からのバスも順調で、こりゃ次もこの行き方だなと思ったのでした。
初日は見通りオートキャンプ場でテント泊をし、翌日は滝沢登山口まで送ってもらって、登山を開始したのでした。
またまた去年の話ですが、このときは高速バスをアルザ尾瀬で降り、滝沢登山口までは自力で行くという…
登山口までが大変だったと言っても過言ではないというか…
ショートカットもあるのですが、急だし…
登山口から歩き出せる有り難さといったらありませんでした。
今回は、ガイド付きということで、ガイドさんのお話を聞きながら、丁度良いペースで歩けました。
いつもの歩き方はちょっと速かったのかも?と思う疲れないペース。
植物の名前を聞けば、すぐに教えてもらえたのも楽しみながら歩けたポイントでした。
すぐに忘れてしまうから、見付ける度に唱えていました。
小屋が見えたぞ!という辺りでは、コバイケイソウがたくさん残っていました。
木道沿いに、花の後の実を付けたコバイケイソウ。
今年はコバイケイソウの当たり年だったそうです。
去年見た記憶がないはずです。
花が咲き終わった後、実を見るのは初めてだったかもしれません。
実は、カカオのようでした。
火入れ前の黄色から焙煎後のこげ茶へ。
この実の中に、何粒の種が入っているのか?どのくらい芽を出すのか?
なんて、じっと見てしまったのでした。
会津駒ケ岳登山で楽しみにしていたことの中に、駒の小屋での買い物もありました。
去年は、入荷待ちだった駒の手帳。
今年こそは!と、密かに期待していたのでした。
売り切れてたかも…とガイドさんは言っていたのですが、念のため駒の小屋へ。
どうかな?あるかな?と入口で待つと…
ありました!駒の小屋の手帳が!
これだけで、来てよかった!と興奮してしまいました。
なかったらなかったで、また今度来る理由ができたなとなるとは思うのですが、やっぱりあると嬉しい。
天気も素晴らしいし、紅葉も始まっているし、手帳も買えるし、で言うことなし!
実は、8月に計画していた登山が天気の関係でことごとく行けず、今年はなんなんだ!と、ちょっとやけになっていたのですが、それが全て吹っ飛びました。
この後の山頂も、山頂から駒の小屋に戻るまでの骨折注意の木道歩きも全部楽しくて、本当に盛りだくさんな山旅になりました。
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