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Yohji Yamamotoについて

はじめまして。
今回は日本が誇るデザイナーズブランド、
ヨウジヤマモト」(POUR HOMME)の魅力についてお話ししたいと思います。 

「ヨウジヤマモト」とは何か

ヨウジヤマモト」とは1943年10月3日生まれのデザイナーである「山本耀司」が生み出したブランドであり、現在でも多数のラインの展開を続け「プレタポルテ」(高級な既製服)ブランドの第一線に立ち続けている。

「山本耀司」の歴史

1943年 東京都新宿区に生まれる
1965年 パリのファッションに感化される
1966年 文化服装学院に入学
1972年 Y'sを設立
1979年 メンズラインスタート
1982年 黒の衝撃で世界に影響を与える
2009年 経営破綻
2011年 フランス芸術勲章最高位受賞

「ヨウジヤマモト 」のデザイン

「ヨウジヤマモト」は当時世の中でタブーとされたいた「」を全面に打ち出したデザインであり「モード」「アルチザン」に沿ったデザインをブランド設立当初から提案し続けている。
そのデザインは「着る人に何かを伝える」事を目的としており、直接文字を入れたり、独特な絵を素材に載せたりしている。
そしてそのデザインに関するテーマを毎シーズンごとに設け、私達の心を惹きつけ続ける要因となっている。

「ヨウジヤマモト」のスタイル

「ヨウジヤマモト」は「無骨」「不屈」と言った「反骨精神」の感じられるスタイリングを重要視している。日本の和服をモチーフとした裾幅の広い「袴パンツ」や、裾に紐を入れ裾幅を自由に調節することができ、袴パンツのようなシルエットと、太もも周りに立体感と空気感を持たせる
バルーンパンツ」は「ヨウジヤマモト」のパンツの中でも代表的なアイテムと言えるだろう。
このような「男らしい」「反逆的」なデザインに心を撃たれこの洋服たちに触れた人がほとんどではないだろうか。  

内田すずめと朝倉優佳との関係

このブランドを語る上で切っても切り離せないとも言っても過言ではないのが
画家・内田すずめ」と「画家・朝倉優佳」の存在だろう。「ヨウジヤマモト」では彼女たちの作品を複数回に渡って起用してきた。
内田すずめは毎シーズンごとにテーマを変える、「人物画」を描き18SSの「巨食と自爆」は彼女の作品でもかなりの人気を誇る。
朝倉優佳は「ペイント」「デッサン」を得意とし16SSの「デッサンシリーズ」は今でも高値で取引されることが多い。
これからの彼女たちの作品に期待が募ると共に「ヨウジヤマモト」にとって大切な存在であり続けるだろう。
内田すずめ→@suzume_uchida
朝倉優佳→@asakurayuuka

個人的名シーズン4選

①2011年SSシーズン(LOOK01)
②2012年SSシーズン(LOOK03)
③2017年SSシーズン(LOOK39)
④2018年AWシーズン(LOOK35)


「ヨウジヤマモト」をより深く知るために

デザイナーの山本耀司は自らの生い立ちやブランドに関することを1つの本にまとめている。それらは全て実筆であり制作の裏側や服作りに対する思いが事細かに書かれている。
このブランドのフォロワーであれば持っておいて損はないだろう。

https://theshopyohjiyamamoto.jp

最後に

今の時代、ブランドコンセプトを調べることは容易い時代になってたくさんの情報を簡単に得られることはとても便利だと思います。
この記事だけでは書き切ることが出来ないようなバックボーンが「ヨウジヤマモト」にはまだ沢山あり、今回はあくまで5分ほどでこのブランドの概要が大まかに理解できるようにまとめました。
ブランド側からではなくブランドを着ている者からの解説を見て、着たことがない人、興味はあるけど手を出し兼ねている人に少しでも参考になれば幸いです。
この記事を読んで頂き有り難う御座いました。

instagram→ @you__1009