生きてるだけで偉い #2









☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

生きてるだけで偉い

☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆






初恋は気まぐれで

高校1年生の6月。
小学校の頃にいじめを経験し中学になっても心のどこかでいじめを引きづってた私は、高校になり生まれ変わろうとした。趣味も性格も合わないような人と親しくなり、一緒にいることにしていた。でも、どのグループも自分に合わず結果入学して2ヶ月。私はクラスで孤立していた。それに見兼ねた担任が、私に部活を進めてくれた。小学校から絵を描くことが好きだった私は、中学校になり美術部に入部した。その時の経験を活かし、高校でも美術部に入部。そこで出会ったのが、後の親友になるサムだった。サムは明るくて誰とでも仲良くなれる。私の憧れの存在だ。私もこんな風になりたいと思えた。きっと私とは住む世界が違うんだって。最初はそう思っていた。

その頃、兄のアカウントを見ることを理由にSuchmosを始めた。Suchmosを始めて数週間後、知らない人から私にコメントが来ていた。最初どうすればいいのかわからなかった私は片っ端から同じヲタク仲間にスキマークやリレクションをしていた。それに返信が来たようだ。

〈固定のものに反応ありがとうございます‼️もし良ければ繋がりませんか?〉

“なんだ??コイツ”と私は内心思っていたが、相手が見れないことを理由に『こちらこそ、よろしくお願いします』とだけ送った。送ったすぐに個別でチャットが来た。

〈先程はありがとうございました。早速なんですが、なんとお呼びすればいいですか?あとタメ口でもよろしいですか?〉

図々しくて、鬱陶しかった。私は素っ気なく自分の名前とタメ口で大丈夫だと返信した。すると、〈わかった。葉月ね!葉月はなんでSpace Manが好きになったの?〉と連絡が来た。私は知らぬ間にこう答えていた。

〈元々、nanninjyaの向田くんが好きで。Space Manに加入するってことを聞いてそれで試しに見てみようと思ったら、安藤くんのこと好きになって笑。それで推すことにした感じです…〉

すると、向こうも同じだと言った。私たちはそれで意気投合して、気づいたら毎晩チャットで話すようになっていた。1ヶ月後にはNINEを交換し、2ヶ月後には電話をするようになり心の距離が近くなっていった。最初は“めんどくさいどーでもいいヤツ”だと思っていたはずが、今は“欠かせない特別な人”になっていた。

ゆきの1番になりたいと思い始め、私は彼女に初めて恋をした。

続く。






この小説は実話を基にしたフィクションです。
登場する団体、名称、人物等は実在のものとは関係ありません。



まいど❗️

自由帳忘れて損失中

じぃです。


第2話いかがだったでしょうか??
ぜひ明日もお楽しみください🎶


最後に今日のお弁当のコーナー。

今日はこちらです

しらすの混ぜこみおにぎり(中身、鮭と鯖)

簡単飯ですね笑。



ほんじゃあね👋




じぃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?