生きてるだけで偉い #11









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生きてるだけで偉い

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ただそれだけ

翌日、サムに私から晶と付き合うことになった経緯を告げた。サムは驚くように私の方を見て『そっか、おめでと』と呟いた。私は『ありがと』だけ言った。言ったあと、頭の中で自分が言葉にした『ありがと』が繰り返し再生された。

この言葉は誰に向けた『ありがと』なのか。晶なのか。サムなのか。

頭の中にゆきしかいなかった世界が少しづつサムと晶で埋められていったような気がした。

その晩、晶と電話をした。何回も聴いているはずの晶の声と電話越しの晶の声は少し違ったように聴こえた。

「あのさ。ごめん急に電話かけて」
「いや、別に。ばあちゃん寝かしつけたとこだったし。どうかした?」
「特に用事っていう用事はないんだけど、なんとなくあんたの声聞きたくなって」
「そっか。」
「うん、あのさ。今日サムに私たちが付き合ってること話した。あっ、もちろん。嘘というか、表面上だってことも。でも、晶が恋が分からないって言ってたことは言ってない。」
「そっか。別に言ってくれても良かったのに
。」
「いや、そこはあんたから直接サムに言いな。」
「うん。わかった。」
「あとさ、昨日の告白?の事なんだけど、一つだけ条件があります。」
「条件?」
「うん。私のこと本気で好きにならないこと。私も友達として晶のこと好きだけど、晶のこと本気で好きにならないから。まあ、レズだしね笑」
「うん。分かった。ってか、言われなくてもそのつもりだよ。あんたはあんたのままで生きててくれればそれで。」
「晶って生きてて欲しいって言葉よく使うよね」
「そうかな?まあ、単純にあんた急に居なくなっちゃいそうだから。ほっとけないというか。いいだろ、別に。何しようが、俺の自由なんだし。」
「それもそっか。晶ってほんと良い奴だよな笑」
「それは、ありがと。」
「また明日ね」
「うん、また明日学校で」

また明日が遠い。あの日感じたまた明日とは違う感情になった。ゆきとの思い出が全部消えてくのは怖い。でも、ゆきとの思い出がこれから先も続くことは無い。私の心の中に居るだけで。ただそれだけでいいのかもしれないと思ってしまう自分に嫌気がさした。

その日、私は不思議な夢を見た。






続く。






この小説は実話を基にしたフィクションです。
登場する団体、名称、人物等は実在のものとは関係ありません。




まいど❗️

チョコパン最強説

じぃです🍀



第11話お読み頂きありがとうございました。
葉月が見た夢って一体どんな夢なんでしょうか?
明日もお楽しみください😊

꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱

昨日は連絡せずにすいませんでした。
そして、遅れてすいません🙇‍♂️

ちょっと色々ありまして。

昨日は、あざとくて何が悪いの?がありましたね。
マジであべふかが尊すぎました。
あ、言い忘れてましたが深澤辰哉の1件は無事解消致しました。
未練もなく、怒りもなく、ただ元カノの怒りをぶつけていただけです笑
深澤、ごめんね💦
あ、これからも深澤呼びには変わりません笑
定着してしまったので🤣
一生深澤呼びには変わりないだろうけど、SnowManをこれからも応援し続けていきます。
セーブしつつではありますがよろしくです✌️

꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱

では最後に今日のお弁当のコーナー。
と行きたいところなんですが、写真を撮り忘れてしまいました笑

今日謝ってばっかですね。
ごめんなさい🙏
ちなみに、今日は出来合いのパンです。
チョコパン美味い。
パン生地に練り込まれてるやつじゃなくてパンの中にチョコが入ってるやつ‼️
これ伝わる??
伝われ〜

꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱

今日も一日ありがとうございました😊

それでは
ほんじゃあね👋






(ジャニーズWebのブログっぽく書いていこうとしてます✍️笑)





じぃ。

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