生きてるだけで偉い #8









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生きてるだけで偉い

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勇気をだして

『まだまだ若いんだからこれからだよってさ。人間いつ死ぬかわかんないのに無責任な言い方じゃない?』
『確かに、そうだな。年上だからってさ、そうやって決めつけるのは良くないよな』
『でしょー?やっぱり晶ならわかってくれると思ったわ』

出会ってから2週間が経ち、私は彼のことを『前田』から『晶』と呼ぶようになった。サムが一緒に帰れない日は2人で帰ったり暗闇で死ぬことしか考えいなかった私に少し光が見えた気がした。ゆきの代わりと言ったら違うかもしれないけど、ゆきとは違う感情の大切に少しずつ思えていた。

『あのさ、私ね。女の子が好きなんだ』
『うん。』
『高一の頃にね、Suchmosで出会った子ですごい声が可愛くて優しくて…。一聴き惚れ?しちゃったみたいで…』

私は晶に自分のことを素直に話した。きっと晶なら私のことを理解してくれるんじゃないかと思えたから。最後まで晶は私の話を真剣に聞いてくれていた。全て話し終わった後晶は一言だけ私に向かってこう言った。

『ごめんね。こんな重たい話して』
『別に、あんたがレズビアンだろうが俺には関係ないことだし。ただこれまで通り一緒に話せて帰れるならそれで。』
『うん、良かったよ。晶を信じて』
『うん。俺も信じてくれてありがとう』

それからという日も私は晶とサムと一緒にいた。教室に居場所はなくても放課後になれば2人と会える。私は女子と戯れるよりも、男子と戯れる方が心地良かった。好きになる人は今もこれまでもこれからもゆきだけ。それでも、女子相手だと上手く話せない自分がいる。それに気付いたのは晶に言われてからだ。

『あんたさ、女の子に緊張とかしないの?ほら、俺もあんまわかんないけど。女子に緊張したりするからさ。好きな子が女子だとそういう緊張したりとかないのかなぁと思って。』
『あー。うん、確かにあるかも。元カノが1番だってことは変わりないけど素の自分を出せるのは晶とかサムだけなんだよね。あと、触られるのは嫌かな。自分から行くのは抵抗ないんだけど相手から来られるのは気に触るというかなんか。嫌なんだよね』
『なるほどね。』
『それが、どうかした?』
『いや、なんでもない。あのさ俺も話していい?秘密』




続く。






この小説は実話を基にしたフィクションです。
登場する団体、名称、人物等は実在のものとは関係ありません。



まいど❗️

遅くなりました💦💦

じぃです🐱


第8話ありがとうございました😊
ちょうど真ん中だね。
後半戦も頑張ります💪
明日もお楽しみください。

それでは最後に今日のお弁当のコーナー。
本日はこちらです


カツオふりかけご飯。
卵焼き(甘め)
コーンクリームコロッケ(市販)
エビ寄せフライ(市販)
マヨマスポテト(自作)

マヨネーズとマスタードの相性が最高。
ちょっと胡椒効かせると美味い。




それでは、
ほんじゃあね👋








P.S.
18:00に出そうとしたのに5分遅刻しました💦






じぃ。

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