ムースと慎さんと卒のなさ

こんにちは

この間の日曜日のこと、FE名古屋とのプレゲームを見ていた”めーあさん”から質問が飛んできました。

めーあさんの質問

ねぇねぇお父さん？なんで＃25ムースこの場面でゴール下でどフリーになってるの？(´･ω･｀;)

だそうです。

問題のシーンは４Q3：40からのインバウンスでのプレー。もしバスケットボールLIVEをご覧になれる方はそのシーンを一緒に見ていただけたら嬉しいです。

確かにゴール下フリーのムースに＃１慎さんから矢のようなパスが通ってます。

#41誠也さんが#1慎さんにスクリーンに行くところからはじまりますがよく見てみるとこの時FE名古屋の＃10会田選手が目線をムースから外した瞬間にムースが相手の死角に回り込むように動いているのがわかります。

めーあさんもムースが死角に回り込んでいるのはわかったようなんですがなんでそんな簡単にパスが通ったのかが疑問だったようです。

ゆうさんの注目ポイント

映像を見直してぼくが注目したのはその次の慎さん動き特に目線の動き。映像では少しわかりづらいですが、パスを出す直前に慎さんが目線を左に送っているように見えます。

ぼくにはこの目線を送る動きに釣られた会田選手が一旦見失ったムースの位置を確認しようとさらに混乱しているように見えました。

本当のところは知らんけどねｗ

実際にムースの位置とは明後日の方にヘルプに向かおうとしているのが良くわかるので現実もぼくの思ったことに近いのかなと思います。普段の記事であれば今回の主題は”慎さんのパススキルすげー”になるところなんですが今日はそうではではありません。いや、おそらくほぼ無意識に目線を隠してパス出せるって凄いスキルだとは思うけどそれ以上に言いたいことがあるんですよ。

今日の主題は卒のなさ

その主題とはズバリ！”卒のなさ！”

この一連のプレーの始まりは実は会田選手がムースから目を離してしまったという相手のミスからなんですね。この相手のミスに付け入るそつのなさこそがベルテックスが上位に食い込むための鍵の中の一つになると見込んでいます。相手のミスに対してきちんと代償を払わせるのは強いチームなら必ずやってくるんです。相手がOFでミスがあったら必ずターンオーバーから得点する、もちろん相手のDFミスは必ず得点するとかの話です。わかりやすいかどうか微妙ですが、先シーズンのアイシンや岡山をイメージすると、相手のミスからのイージーな速攻は必ず決めていたように思います。統計は取っていないから定かではありませんが、”あ～やられた(/□≦､)”って思ったシーンでは必ずやられていませんでしたでしょうか？ベルテックスもそんなチームになって欲しいんですよ、ぼく個人としては。やなもんですよ”お前ミスしたからｗ”って点とられるの。卒のなさ、抜け目のなさと言い換えてもいいでしょう。

相手のミスを必ず得点に結びつける、そんなことが当たり前にできるチームになって欲しい。このプレーを見て改めて思いましたとさ。

OVERCOME　VELLTEX！！

慎さんはもともと卒のないプレーヤーだと思ってましたが、ムースがこんなプレーができるとは、キャプテンムースはぼくの想像をはるかに超えていきますがなｗ