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第11節豊田合成戦game2と0/2の男と肉を切らせて骨を断つ

こんにちは。

第11節豊田合成戦game2の振り返りです。
観に行って来ましたよ、エントリオ!
ゆうさん初遠征でございます。

結果は…

豊田合成 87-95 静岡

こうやって数字だけ見れば余裕のある勝ち方の様にも見えますけどオーバータイムまでもつれる良い試合になりました。

良い試合にされてしまったと言う方が正しいか?

ここまで3勝16敗(11節game1終了時点)で13位に喘いでいる豊田合成相手にオーバータイムまで持ち込まれてしまったんだからそんな表現にもなりますよね。

もっともそれでも勝ち切ったのは良い経験でしょう。

豊田合成も是が非でも勝つ!って言う意志がヒシヒシと伝わってきました。
声や表情、動作、そういったものがああいった雰囲気と言うか空気感みたいなものを作るんでしょう。

特にチームハイの29得点を叩き出した#71東選手なんかは鬼気迫るものがありましたよ。


それにしてもなぜここまでベルテックスは追い込まれたんでしょう?

改めてスタッツを確認してぼくが気になったのは豊田合成のチームファールの多さ。

パーソナルファールが29もあります。ベルテックスが12ですからファールゲームを仕掛けたにしても多いですよね。

次にファール数に関連した数字ですが、ベルテックスのフリースローの試投数を見てみると37本もあります。

合成は2日合計で18本しか獲得してませんから、いかにベルテックスが多くのフリースローを獲得しているかわかります。

以前ぼくはシュートファールを獲得することは良いことだと書いた事がありました。

この中でも書いてましたね。ご一読ください。

一般的にはそれは良いことだと思います。それは間違いない。

ただし今のベルテックスにとってはどうでしょう?
ファール覚悟で2Pの確率を下げるのは下位のチームがベルテックスと対戦する上で最適解の一つになる可能性があります。

3Pが安定しない。且つフリースローの確率がそれほど高くない。その代わりペイントアタックからのレイアップはめっぽう強い。

現状のベルテックスはそんなチームと言えるかもしれません。

とすれば敵チーム、特に下位のチームにとってはゲーム終盤つらくなるのを覚悟で一か八か2Pシュートをファールで止める戦術をとるのがむしろ自然かもしれません。

ファールを使ってでもシュート確率を下げに来るわけですから、フリースローの本数は多くなるしファールトラブルで選手のやりくりにも苦労が付きまとうでしょう。

いわば身を削る代わりに効率の良いベルテックスの2Pによる得点を防ごうというわけです。

前節の鹿児島はこれを見事に成功させてgame2でベルテックスに勝利を納めました。このゲームの豊田合成は受けた傷が大きすぎて出血多量の状態で敗北しました。

恐らくこれからもこのような戦術を取ってくるチームはあるでしょう。
ではベルテックスはどうしたらいいのでしょうか?

答えは簡単で難しいです。フリースローの確率を上げるだけで万事解決ですから。

シュートファールをするたびに確実に2点取られるのならばむしろワンサイドのゲームにすらなりかねませんから、相手チームはこのような戦術は簡単には取れません。

ですが…フリースローの確率上げるって簡単なようで難しいですよね。
シュート上手くなればいいって話ですから。1日や2日でそんなにシュート上手くなりゃ誰も苦労しませんよ。

もっとも試合中はメンタルの問題やその他でフリースローの確率も下がると思いますからみんなで座禅でも組んでみましょうかね。

この日息をのむような緊張感の中で3本のフリースローを決めた#37けんてぃーの爪の垢を煎じるのもいいでしょう。

冗談はさておきこれからも同じようなことを考えるチームは他にも出てくるでしょう。
HCミュラーなら対応策を考えて、ベルテックスメンバーはその策を遅滞なく遂行してくれることでしょう。どのように対応するのか楽しみに試合を見ていきたいと思います。

最後にこのゲーム大活躍をしたにもかかわらず、フリースローは0/2の体たらくを見せたあの男の画像をご紹介して今日は締めたいと思います。

画像提供 まついゆかりさん

OVERCOME! VELLTEX!!


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