「帰る」って言って出てやってるのに

姑が心配するといかんと気遣って、「家に帰る」と告げて駅に向かいました。これ、姑との最後。
帰る気なんか毛頭ございませんでしたが…

高校時代の友人の夫氏が大阪で弁護士をしているので、新幹線の駅からそちらにアポを取りました。

夫には大阪駅からFAXを送った。
「しばらく考えたいので探すな」
「姑にはソッチへ帰ると告げてある」
前日の電話でズボンのアイロンをかけに戻れとか言っておったので
即日対応のクリーニング屋を教えてやった。

あの頃はFAXを送るのも一苦労だったんだよなぁ。
たしか、KINKOSだったと思う。

ここまで気遣ってやっているのに、なんだか、すぐに姑は私たちがドロンしたことを知っていたみたいなんだよね(直接は聞いていない)。

いつも、いつも、血圧の高い母親のことを気遣うフリをしていたのにさ。
あんた、そんなん言うたら、オカンの血圧上がるに決まってるやん。
人にはオカンの病気を気遣えって言うくせに、自分は???

ま、オカンの病気も「支配の道具」だったみたいですわ。

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