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國語(普通話・台湾華語)既習者の広東語学習の軌跡②



広東語学習開始から2ヶ月(2023年11月〜12月)

広東語学習を始めたのは2023年11月のことで、前回の記事はちょうどまもなく2ヶ月を終える頃に書いたものだ。
2ヶ月も学べば、何かしら言えるようになったのかというと大きな成果は殆どない
広東語学習は中国語学習程の時間やお金は投資していないのだから当然と言えば当然だ。
(中国語はがっつり投資したが、それでも最初の頃は進歩はあまり感じていなかったので、
 広東語を始めて2ヶ月時点で焦らなくて良いことはわかってはいるけど、もどかしい…

更には正直なところ、学習環境も大して作れていない。
誰か推しがいる訳でもないし、強烈に達成したい目標がある訳でもない。
強いて言えば、話せるようになったら、広東語でもスキーレッスンできたら良いなという仕事上の目標的なものも無くはないかなという程度。
ただ単純に広東語に興味があるだけで、友達とお喋りしたい、広東料理を食べに行きたいというふわふわした希望があるだけ。

私の広東語学習の環境

①もら先生の広東語勉強会のレッスン(3時間)を受ける。(このnote後半参照)
(1)プライベートレッスン1〜2回、グループレッスン2〜3回、レッスンは月に合計4回
  プライベートの日もあれば、グループ※の日もあるし、グループでもマンツーマン状態の日もある。
  ※同じレベルの人が複数人いるようなグループレッスンではなく、
  個別塾の1対2授業の1対3版といった感じで、レベルもレッスン内容もみんなバラバラ。
  先輩がいると所謂先取り学習的な感じで、先を垣間見られる。
  サンダル先輩が断トツでご一緒させて頂く機会が多く、偶にMasa先輩も入り、3人のこともある。
  
(2)アフターレッスンでご飯を食べに行く
 単に広東料理を食べに行く日もあるし、日によっては香港人の方もご一緒のこともある。
 広東語だけの会話は、私の広東語力ではわかることは少なく、
 中国語と似ている発音の単語から推測するか、
 もら先生やサンダル先輩に質問したり、時たま中国語も交えさせて頂いたり…。

②Twitter
(1)広東語関連の方をフォローする、質問する。

 全員日本語OK!
 もら先生
 ざっぱらん先生
 ラム先生
 スラング先生
 ルイルイ先生
 
(2)#OET学習
 OJTをもじって、On the Eating Training と称した食事に関連づけた広東語学習ネタを呟いている。
 
なんだかんだで広東語学習を継続できているのにTwitterの要素はかなり大きいと思う。
調べてもよくわからないことも解決しているし、
間違いを指摘してもらったりもしているし、
新しい情報が入ってくるので楽しい。
個人的には動画よりも文字情報の方が自分のペースで読めて好きなのと、
Twitterの方が地雷が少ない&更新が頻繁なような気がする。

③広東語を話す店員さんがいる中華へ食べに行く。
 →你好,唔該,下次見しか話せない…。
  アフターレッスンでは借りられる助けは皆無なので、結局は中国語に助けてもらうという、
  広東語実践というにはあまりにもお粗末な状態…。
  ただ中国語学習でも最初は挨拶くらいしか出来なかったところから、
  お喋りできるようになったので広東語もこれからに期待。

④Youtubeを見る。
 ※玉石混淆、地雷に要注意

 私の基準
  1粤拼を使用している
  2広東語教学の知識・経験がある
  3カタカナ(ひらがな)を使用していない

 劉殿下 in 香港 →中国語で広東語を学びたい人におすすめ。

 Youtubeには沢山の教材があるが、
 カタカナ(偶にひらがな)で発音表記しているもの、発音記号にルビを振っているものもある。
 中国語学習でもそうだが、カタカナ表記のものは避けるべきだと思っている。
 カタカナを目にしたら、そこに引きずられて、カタカナ発音になるからだ。

 そして広東語は発音記号が統一されていないので、
 その動画が何式なのかわからずに見ると間違いなく混乱する。
 なので初心者のうちこそ無闇矢鱈に、テキトーにYoutubeを見るのは危険。

 何式の拼音なのか、広東語教学を理解した人による解説か、確認が出来たものを選ぶのが大事。

学習時間と内容

結局はどれだけ学習時間を積み上げるかどうかが大事。
カウントはしていないけれど、
平均して週に10~20時間ぐらいじゃないかと思う。
(正直記録をつけるのが面倒だし、波もあってザックリな体感時間)

最初の最初は発音を覚え、できるようにならなければ話も何もない。
テキトー(適当ではない)な発音で流してしまえば、
後々もっと苦労することは見えているので、発音学習をメインにして、
偶にお楽しみ系学習を交えるような形で進めている。

このお楽しみ系学習ばかりでは「伝わる発音」はできるようにはならないので、
必ず週1で発音学習としてもら先生のレッスン(3時間)を受けるようにしている。

本当にただの聞き流しにはなってしまうが、耳慣らしとして、
上記の④や⑤の先生方のYoutubeを聞いたりもしている。
多分その中でも一番よく見ているのは劉殿下のこの動画。
20分に満たない時間だからこそ、何回も回せる。
最初はたくさんの単語よりも少量の単語を何回も繰り返すことの方が大事。
100句廣東話最常用的詞句|錄音全集

もら式広東語勉強会

発音学習を7段階に分けていて、通常8ヶ月ぐらい掛かるそうだ。
この通常というのは、1回3時間のプライベートレッスンを月に2回受けた場合の話。
勿論人によってできるできないがあるので、早い人も遅い人もいる。
私の場合は、國語(普通話・台湾華語)の既習者であり、
グループレッスンも併用を希望していたので、半年強が目安になるだろうと最初に言われた。
2ヶ月でざっくり半分まで進んだが、難関ともいうべき声調で時間が掛かることを考えると、
やはり半年程は掛かりそうだ。

最初の2カ月で覚えた広東語

唔該,多謝,你好,下次再見,唔好客氣,唔使客氣,
相機食先,食多啲,好食,好飲,好味,飲落~

まだ簡単なフレーズぐらいしか覚えられていないけれど、
発音学習を終えていないうちはまあ焦らなくてもいいかなと思ってる。
広東語を学ぶこと自体は楽しいし、焦らずに、じっくりとやっていこうと思う。



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