立場としての。

「積み木で遊ぶなら、さっき出した絵本をしまってからだよ。そうじゃないと部屋が物で溢れかえっちゃうからね。」

2歳8ヶ月の娘への教えである。家内が聞いたらさぞかし「お前が言うな」と言うだろうなぁ。

しかし、誇れるかどうかは別として、立場として私は父親だ。父親という言わば役職としての発言だから良いのだ。

------------

職場では店長をしている。特別販売力はない。
だけど上司には「自分が売ってなきゃ説得力に欠けるけど、それでも店長は指示出すのが仕事だから、ガンガン言っちゃっていいよ。」と言われた事がある。

この前の飲み会において、ついに部下からも「もっと指示だしてくれていいんですよ!」と言われた。

----------

娘は2歳8ヶ月という事もあり、1から10まで教えるのは当然...という意識は持っていない。

部下に1から10まで指示する店長仲間もいる。
間違っていないし、事実その人は実績を作れている。

しかし私は最大でも7くらいまで教えて、あとは部下に任せてる。
何から何まで指示すると仕事が息苦しくなるし、中には反発する者もいるからだ。

個人的にはなんのメリットもない。

----------

多分、最近の私は3くらいまでしか指示していなかった。

怠けてただけ。

部下から「もっと指示を」と言われるのだから、怠けてたのだろう。

----------

何かを喋ったら怒られた。じゃあこの人には何も喋らなければ角も立たない。--

本来、こんな0か10かでしか生きれない極端な考え方をして生きてきたので、6とか7という力加減が難しい。でも仕事において10だと反発される。

今の課題はこれだな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?