個人的観点で選ぶ7つの大罪

①依存
モノに囚われる事。
煙草、酒、ギャンブルはもとより、ゲームや異性、薬物など、この世に存在するありとあらゆるモノは依存の対象となり得る。また、過去や未来など、時間でさえもその対象となり得る。

「すがる」と言い換える事も出来る。

②懐古
過去に囚われる事。
過去に楽しかった、あるいは幸せだったと思える経験があった場合、それを何度も脳内で繰り返し思い出しては、その時の感覚に浸る。ある種の疑似体験である。①と同様に「すがる」という行為の一種でもある。

これが過度になると現実逃避に用いられ、現実を蔑ろにしてしまう事もある。

③変化
他人に囚われる事。
今置かれている状態、環境に満足ができず、変化を求める。あるいは、他人が変化を強制してくる場合もある。社会は変化をしていくのに、自身がそれに適応できてないと感じれば、それがプレッシャーになる。

「隣の芝生は青く見える」

④自虐
自己に囚われる事。
認知の歪みの一種とも考えられる。
良い結果を素直に喜べず、悪い結果を「やはり」と思う。決してプラスの考えにはならない。

⑤自尊
自己に囚われる事。
自分が正しいと思い込む。これが過度になると、他人は間違っていると思うようになる。柔軟な思考ができなくなり、失敗しても「周囲が理解してくれない」と思ってしまう。

⑥風評
話題に囚われる事。
評価サイト、テレビニュース、SNSなどの情報が全てだと思い込んでしまう。依存とも繋がる。

⑦偏見
知識に囚われる事。
固定観念を捨てられない。失敗した人にネクストチャンスを与えられない。いつまでも古い知識を更新できない。

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