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ライラック杯

「我が頬を
拭う祖母とで
見たままに
降る桜見て
年経(ふ)るを思う(字余り)」

「おろしたて
おニューの服に
上機嫌
慣れぬにおいも、また
春の香」

「春風の
たいそう顔に
当たること

マスクに慣れた
これも名残りか」

#ライラック短歌

https://note.com/minhai/n/nceabb79b702c

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