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焦点、そのまま、真ん中。文章で表現します。 素直 そこに在ること 気づき 思索 映画感想文 読書感想文 創作童話 占星学 占星術

最近の記事

パーティ離脱 ホイミンのきもち

ホイミンは仲間が欲しかった。 ずっと一人ぼっちで、生きてきて、 さみしかったから。 だから、あなたを大切にしたかった。 あなたの、役に立てたら、嬉しかった。 「ホイミン、ホイミ(せよ)」って言われたら、嬉しかった。 あなたを、労ってあげたかった。 ここに居ていいんだ、って そう思った。 でも、違ったみたい。 ホイミン、周りの人にばかり、ホイミしがち。 じぶんにホイミ、忘れがち。 大事な場面で、MP(マジックポイント)足りなくなりがち。 ここぞ、という

    • 3月10日魚座新月。タイタニックは沈む、ポセイドン。

      ※映画『タイタニック』の、ネタバレがあります。 2月末で会社を辞めました。ひどく、疲れました。 数日経ち、これまでマヒしていた感覚が戻ってきたせいか 身体中がチクチクと痛く、何もする気が起こらない。 癒しを求めYouTubeでピクミンのショートムービーを見る。 とにかく横になって休む。 分かる。 脳も身体も、モヤモヤチクチク、ディトックス。 昼寝して起きて、Amazonプライムでタイタニックを見る。 “何度も見た”映画くらいしか見られない、精神力と体力がない時 私

      • 続 私は“ナニモノ”か

        私が“ナニモノ”か、分かったで。 私は“ナニモノ”か、という記事を書いてから そのあと クリエイター名というものを アルファベット表記のフルネーム、にしてみたが。 何か。 何か、違う気がして仕方がない。 コレジャナイ。 何? 何が、違う? それをねえ、 ゆっくりと、感じていたんだよねえー。 なんだろう、ねえ。 そんな風に過ごしながら、ある日、分かったのは My name is Yuka Matsuda. but… という、 内なる声(ひらめき)。

        • 秋が好き。

          きのう、秋分の日。 朝起きると涼しく感じて ベランダの窓を開けると ああ、秋が来た。 秋、好きなんだよね〜。 「好きな季節は」 秋。次に春。 寒いの嫌い、暑いのもっと、嫌い。 キンモクセイ、枯葉のカサカサ 朝の空気で鼻がツーン、とする感じ。 やっと、さむなってきたなあ ずいぶん、涼しくなってきましたね、って 言いたい、気持ち。 春は眠い、秋は起きて最も瞑想的。 コーヒー、ほうじ茶、ミルクティー。 子どものように落ち葉を踏んで カサカサやるのは その音が、と

        パーティ離脱 ホイミンのきもち

          Tさんとの対話 人はなぜ苦しむのか

          「人が、なぜ、苦しむのか分かりますか」 キネシオロジーセッションを受けた後、Tさんがいつも通っているという 喫茶店でケーキセットをご馳走になった。 「自分と他者とを、比べるからでしょうか。また、その時間(とき) その瞬間、のことでしょうか」 私がそれまでの人生で得たその答えについて述べると Tさん 「それも、ありますね。ただ、私の考える最も大きな人間の苦しみの根源は “何でも自分でコントロールできる”と思い込んでいることですね。 例えば、Mさん、今、私の腕を自由に動か

          Tさんとの対話 人はなぜ苦しむのか

          私は“ナニモノ”か

          どこに書くか、どのように書くか、“ナニモノ”として書くか。 いちばん時間を費やしたのが、“ナニモノ”で 一週間くらい前にヨガの前に聞くガネーシャマントラの「ナマステ」が 「名も捨て」に聞こえ そっか、そのまま。 “ワタシ”というもの(に対する執着)を捨てるとよいと仰るか、と腑に落ち 3年ほど前の思索から始め、還ってきました。 かっこつけずに、ピュアであろう。 書きたいことを淡々と綴ろう。 上手く伝わるといいな。 ありがとう。

          私は“ナニモノ”か

          定期的に読みたくなるマンガ 漫画『茄子』 黒田硫黄

          漫画『茄子』 黒田硫黄 茄子のうまい食し方。料理する。美しいもの。本、たばこ。 登場する女が皆、魅力的。 テレビ? 見ない。 大阪で働いていた時、児童文学の先生とよく自分の好きな漫画について話をしていた。 先生が読んだ事のない『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の感想を聞かれ、それについて話すと そのお礼に?『7つの黄金郷(エルドラド)』という未完の名作と言われる当時絶版の、貴重な本を貸して下さいました。 ビビるぐらい、面白くて。 めちゃくちゃお

          定期的に読みたくなるマンガ 漫画『茄子』 黒田硫黄

          やまのくま どんぐりのぼうし

          くまは、ゆめをみました。 くまがもりのなかをあるいていると、カサカサ、カサコソ、と、おとがしました。 くまが、まえあしのほうに目をやると、地面には、ちゃいろやきいろやあかい、落ち葉がいっぱい。 こんなにたくさんの落ち葉があるんだから、あきのゆめかもしれません。 木の枝には、もう葉はついていませんでした。 大きな木の幹の間から、明るい太陽の光がサンサンと差していて、まぶしくて、あたたかい日でした。 そのまま、もりをすすんでいると、ひろばがみえてきました。 ひろばの奥には

          やまのくま どんぐりのぼうし

          わたし。あなた。生きて。人生にあるとよいもの。映画『家(うち)へ帰ろう』監督・脚本:パブロ・ソラルス アルゼンチンからポーランドへ

          http://uchi-kaero.ayapro.ne.jp/info/top ※ネタバレを含みます。 窓の外に、月が見える。三日月より少し大きい。 それで、以前見たこの映画を思い出した。感想を書こうかと思ったものの、そのままになっていた。 ガラス窓の向こうに見た、あなた、の瞳。 私、生きていてよかった、って、思ったんだ。 アブラハム氏は88歳。孫たちの中では“自分の事を好きではない”“最も賢い”孫娘の事を気に入っている。 「我々次第でないもの」。老人施設へ“入

          わたし。あなた。生きて。人生にあるとよいもの。映画『家(うち)へ帰ろう』監督・脚本:パブロ・ソラルス アルゼンチンからポーランドへ

          人生、とは何か。映画『天才スピヴェット』監督:ジャン=ピエール・ジュネ

          http://spivet.gaga.ne.jp/sp/intro.html ※ネタバレを含みます。 人生とは、 まるで一本の映画か、数冊の小説のようなものか。 『アメリ』の監督、ジャン=ピエール・ジュネ。 劇中、『アメリ』と同じように、映画(主人公、登場人物の、“人生”)について コミカルな人形劇の様に、メタ認知的解説が入る。 僕の、父さんは、カウボーイ。母さんは、昆虫博士。姉さんは、アイドルになる。 双子のレイトンは、死んじゃった。 レイトンは、カウボーイに

          人生、とは何か。映画『天才スピヴェット』監督:ジャン=ピエール・ジュネ