今このLegendersがヤバい日記

ヤバすぎる。

最近古論クリスさんを好きになってから、Legendersをより深く知り始めたのですが、今回のイベントで「これ新人が浴びて良いシナリオ!?!?」と動揺し、感情をそのまま文字にしました。

無限自分語り編

数年前からモバエムは度々プレイしていたのですが、Jupiter単推しだった上当時はバー養殖もイベントの走り方もカードの揃え方やトレードなども全然知らなかったので他ユニットに触れる機会もあまりありませんでした。

ですが、最近になって長髪男性のキャラっていいな……と激烈に思うようになり、なんか様々な作品で長髪男性ばかり好きになる体質になってしまいました。

これは長髪だから良いというわけではなく、長髪男性キャラがみんな癖のある面白い性格ばかりしていて、心情や思考を深読み深掘りしまくるのが楽しいというのに起因していると思ん?なんかTwitterで見え

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(当時のツイート)

え……古論クリスさんってこんな役もされていたのか……!?!?ポプマスでユニ組んでたけど海大好きというイメージしか……

知りたい……!!!!!!!!!!彼の人間性を………可能性を……過去の経歴を……行ってきた役柄を……!!!!!!!
古論クリスさんのことを……!!!!!!!!!!!!!

アイドルマスターsideM「やれ」
私「はい」

───そして"すべて"を知った結果。

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なんかクリスさんに後光見えるようになっちゃった………

⚠これは怪しい宗教勧誘ではありません⚠
人格や在り方があまりに輝いていて鮮やかすぎて目が眩んでいるだけです。

sideMは人それぞれにアイドルになる理由があって、クリスさんは「海の魅力を広く世に伝えるため」と書いてあったのが気になっていたのですが、そこに好きな気持ちをまっすぐ届けられる強さが秘められていたとか……知らなかったそんなの……!!!あまりに純粋な心で気持ちを届けられる……大海のような広い心で……なんて……すごい人なんだ……人の好きを受け入れるし届けられる……最強?

そんなこんなで(?)実質新人のオタクは、クリスさんからLegendersについて深く知っていくことになったのでした。


その後


いや……

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https://www.nicovideo.jp/watch/sm39184461

動画作っちゃった……想楽くんで……

……………

Legenders……みんな……すごいな……

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復帰して一番驚いたのがUPCの存在でした。無課金でも強いカードを手に入れられるのと、過去のカードのセリフを見られるのが凄く良いシステムだと思います。

5周年アニバーサリーの想楽くんの台詞があまりに良くて、より彼の紡ぐ言葉を知りたいと思ったり……以前よりだいぶ遊びやすくなっていて驚きました。お陰で継続できています。

そして​

動画を作るにあたり、想楽くんの「あるがまま」に真剣に向き合う姿勢や、物腰柔らかながら強かなところや、思いの外ズバッと切り込めるところや、それを実は(失言だったかなー)と考えたりもしているところなど……様々な心情もといその変化を読んできて、成長してるなあ……と感慨深くなっているところで、気づいたことがありました。

雨彦さんが、全然見えない。

え?……え?この人……見えない……いや。見せようとしていない?

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「煙に巻かれている」とか「狐に化かされている」という言葉が似合いそうな雨彦さんですが、その言葉には当てはまらない別の印象を受けました。

想楽くんやクリスさんが聞いたり話題にすることで、雨彦さんは自分の思ったことや考えていることを言ってくれるんですが、雨彦さん自身から言い出すことは滅多にないような。

あくまで初見の感想だったのですが、幼少期を写すリメンバーショットですら、彼の中身が不明瞭で。幼さがない……むしろより謎に包まれてしまったような……

でも、そんな雰囲気も雨彦さんの魅力なのかなと思っていました。

今回のイベントストーリーを読むまでは。


※以下の内容は2021年9月9日〜18日開催イベント『タイムプリディクション〜時空の管理者〜』のストーリーのネタバレを含みます。


「さっきミュージアムで言ったこと、本音なのかなー」

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直近だとアウトドアミュージックフェス2021でも雨彦さんの様子を見ていた想楽くんが、とうとう斬り込んだ!?と凄く驚いてしまいました。

ミュージアムではクリスさんの「未知を探究する気持ちは同じ」という言葉に「はは、そうかもな」と返した雨彦さん。肯定も否定もせず、話を流すような言葉ですが、想楽くんは偽りの心でないかと指摘する。それに対しても雨彦さんは「まあいいじゃないか」と流そうとする。そして、別れの挨拶を告げて去る……ただ、その返答にはほんの少しだけ間があった。

このストーリーを読んで、「ここで来るか!!!」と膝を打ってしまいました。Legendersといえば時計、そしてタイムリープ……更にカード絵では雨彦さんのみ他の二人と敵対しているように見える……というところで、こんな話をされたらとてつもなく期待してしまう!

今まではぐらかされるようにして見えなかった雨彦さんにフォーカスが当たるのだと、爆裂にテンションが上がってしまいました。

「偉大なる父」と起こり得る未来の防止

とうとう始まってしまった作中劇。主人公とその相棒は、信頼していた上司の暁ナハトの起こす未来を聞かされる。彼によって生み出された「偉大なる父」は今後起こるとされる犯罪や悪行を起こる前に取り締まり、罪も犯していないのに捕らわれる世界を生み出していた。

聞いた私「それ誇張されまくった雨彦さんじゃないですか?」

例えば営業時の「ん、ありゃ良くないな……お前さん、あそこには近づくなよ」や「……ついでに掃除しとくかな。お前さんは先に行ってくれ」という大切な人を危険から遠ざけようとする台詞。陰陽寺大戦で魔除けを真剣に行ったり、趣味が星占いだったり。普段のスタンスからも、一人で解決しようとする姿勢がやや強いように思えます。

この辺りで(もしかして今までの雨彦さんの否定が入るのか……?)とやや怖くなってきます。暁の行動は行き過ぎている。ですが……どうだろう?

予知通りに全てが動くことを望ましいと語る暁。彼の思想の背景は忘れ難い過去に支配されているよう。脚の負傷、戻らない父、「あの事件」が暁を縛っている。彼の行動にも一理あるのでは……

「私個人としては、彼を悪人とは思えません」

と思わせたところで、クリスさんのこの意見が出る!

なんてバランスだ!と思わされました。純粋ですが人生経験も豊富であり、雨彦さんと歳が近い彼が暁を、雨彦さんに似た彼を肯定する。この辺でもう「うっひょ〜!!!」と叫び倒していたのですが、

「雨彦さんは、そうとは思ってないみたいだねー」
「雨彦さんって、そういうところあるよねー」
「あんまり踏み込まないというか、踏み込ませないっていうかー」

想楽くん……!!!!!!ここで来るか!!!!!(二度目)

「それは……気に障ったなら悪いことをしたな」

え?

「それは……気に障ったなら悪いことをしたな」……?

雨彦さんそんな返答するの!?!????!!!!?!!?

今までの彼だったら「はは、そうかい」とか「そうかもしれないな」とか「誰にも秘密の一つや二つあるものさ」的なことを答えていた……はず?

しかし、ここでクリスさんはそれを雨彦の良いところだと肯定し、想楽くんも別に気に障ったわけじゃないよー?と流す。いつもと反応が変わっているのは、雨彦さんだけ。

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撮影へ向かう足も、一人だけ遅れる。その行動の理由を二人の様子を後ろから見守っているからだとは感じられませんでした。今回の雨彦さんは話す前に三点リーダーを打つことが多い。

もしかしたら、彼が踏み出すのに遅れた足は左足だったかもしれない。

明日を見るために

最終決戦で、過去からやってきた現役時代の暁は、理人と真白のバディによって倒される。アスミルもトリガーとバレットに停止させられる。暁の野望は、理想郷は叶わなかった。

ここで真白ノイが「引き金の重さくらい一緒に背負ってあげる。バディだからね」と言うのがすごく好きです

そして、アスミルのない未来で予測しない雨が降ったときのため、傘を渡す理人。ここまで雨彦さんを意識させるか!と唸りました。これって天気だけじゃなくて、また未来で暁のような存在が現れた際、守る傘として我々が現れるという暗喩でもあるんじゃないでしょうか。

未来は自分たちで作っていくもの」という言葉で締めくくられ、劇中劇は幕を下ろしました。テーマとしては「バディ」が強かったのだと思いますが、イベントアイドルが5人編成でバディを組んだ場合1人だけ余ることも演出の一部にされていたとしたら驚きです。

ただ一人で、かつてのバディに頼ることもなく、過去や未来の自分だけで全てを完遂しようとしていたように見えた暁ですが、唯一過去のバディであった理人にだけ協力を呼びかけていたのが印象的でした。普段のクリスさんなら受けてしまいそうで少し怖い……

といっても、暁と雨彦さんは違います。重なるところはあれど。

それを最後に示す強い役割が、ストーリー25にあったと思います。

「……古論。北村。ちょっといいかい?」

イベントストーリーでは、仕事中にアイドルが感じた事は暗くなった背景と共に語られることが多いです。ですが、雨彦さんにはそれがなかった。その意味は、ここでクリスさんと想楽くんに明かすことにあるのではないでしょうか。

「俺は未来を見てみたいと言ったが……あれは古論と同じ未知への探究心なんかじゃなく」
あまり自分の人生に興味がないからかもしれない」

ここで明かされる衝撃の真実。

歴史の偉人がモチーフであり、偉人を語るとすれば彼らの生涯が欠かせない。
しかし、その偉人自体が自分の人生をどう思っていたかはわからない。

雨彦さんの何処か達観した、飄々とした振る舞いはこの思想に起因していたのだと驚かずにはいられませんでした。
けれど、クリスさんと想楽くんは動揺こそあれど否定は決してしない。だからこそ、雨彦さんも明かせたのだと感じられます。

「ふっ、思ったことは言っておいた方がいいと思ってね」

暁の運命も未来も、思っていたことを信頼たる元バディや、その現バディの新米にでも話してしまえば変わったかもしれませんが。
今回の劇中劇は「Legendersに有り得た可能性」をやや示唆しているように思えるので、そのように運ぶとしても劇中劇内ではないでしょう。

「お互い、話してないことがまだいろいろとある気がしてるんだ」

なんと雨彦さんから海に誘うという。クリスさんの誘いを断った彼が、クリスさんたちを誘う!しかも、話をしようと!
ここも本当に驚き倒してしまって、(今までLegendersのプライベートが良い意味でも悪い意味でも離れてたのって、雨彦さんの影響が強かったんだ!?)と察せられました。そういえば想楽くんはいつも雨彦さんの次に断っていた気がする。気のせいかも。

「俺たち3人はバディだからな。これからもよろしくってことだ」​

雨彦さんと暁は似ていましたが、今はもう違います。タイムリープがなくとも、未来は変えられるし、作ることができる。
何より、「バディ」がいるから。劇中では存在しなかった、そして求めなかった存在を大切にしたいと思っているから。
彼が今後暁のような道を辿ることはないでしょう。

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このイベントはLegendersにとって、葛之葉雨彦さんにとって、とても大切な過去になったのではないでしょうか。

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!
本当に新参でなった理由もめちゃくちゃなレジェPなのですが、今回のイベントがあまりに凄くて筆を取らずにはいられませんでした。
少しでも感情を共有できたら嬉しいです。
Legenders、好きだ……

今回のイベストを読み終わって「THE IDOLM@STER SideM NEW STAGE EPISODE:10 Legenders」の「FOCUS ON YOUR LIFE」を聴いて絶命したので、視聴動画を貼って〆とします。

https://www.youtube.com/watch?v=0Plcy8de3i0

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