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「カタカムナ文献」~ウタヒ第4首

ウタヒ第4首

「イハトハニ カミナリテ カタカムナ ヨソヤコト ホグシウタ」

この「ウタヒ」は、これまでに学んだ「ヤタノカガミ」「ミクマリ」「フトマニ」の現象を理解出来ていないと、読み解くのは難しいと思います。
ですので、この「3つの現象」を理解出来ていない方は、もう一度「反復」してから、この「ウタヒ」に望む事をお勧めします。

読み解きが少し難しいので、今回は「私のイメージ」から説明していきます。

捉え方

中心図像は「ヤタノカガミ」ですので、「生命のしくみ」(循環)を描いていると推測します。
そして、コトの「コ」は、音声符を重ねて「図象符」になっています。

ざっくりとしたイメージだと、
「イハトハニ」「カミナリテ」を、「カタカムナ」の「ヨソヤコト」で、「ホグシ」て「ウタ」います。
このように私はイメージしましたが、皆さんはどのようなイメージをするでしょうか?

私なりのイメージ

生命から生命体になるには、カタの世界から「カムヒビキ」を行い、カムの世界で「アマウツシ」が始まって、「ヤタノカガミ」を繰り返し行い、「ミクマリ」の現象で「魂」「命」が、「フトマニ」の現象で入り、生命体が生まれます。
この「ミクマリ」の現象で、「魂」「命」を、カタの世界で私たちは感じていますが、同時に「陰陽のエネルギー」が発生しています。(これは、カタの世界を作っているとも言えます)
「カタの世界」(陰)を感じると言う事は、同時に「カムの世界」(陽)も作られて、カムの世界で「陽のエネルギー」が発生していると言う事です。

言葉の思念から読み解くと、「イハトハニ」とは、このような現象を指していると考えます。

また、「フトマニ」の始まりの現象で、「カラミ」「マクミ」の発生の後、「イカツミ」(電気エネルギー)が発生します。
この「イカツミ」が、「陰」「陽」に引き離なす原因で、この現象を「カミナリテ」と、私は読み解きました。

「ヨソヤ」とは、数字的解釈で「48」と考えます。

そして「コト」の「コ」(9)は、「ヒ」(1)と「ヤ」(8)の音声符を重ねて「図象符」になっています。
現代の数字観では、「8」の次が「9」で、「8+1=9」が、常識となっていますが、カタカムナの世界では、1~8までの現象の結果、これまでに作られて来た「事」や「物」が、「コ」(9)として溶け始めて(壊れ始める)、この時に「魂」や「心」が生まれると考えます。

私たちの実生活に例えると、1~8までの体験によって、9番目に「感情」が生まれると言う事です。

そして「ト」(10)とは、その「壊れて溶けた」ものが、「無」となり、そこから新しいエネルギーが放出されて、「命」「魂」「心」が入ります。

感情が生まれて、「新しい行動」移る始まりです。

まさに、「ヤタノカガミ」の現象で、「ミクマリ」が生まれて「フトマニ」が始まる状態です。

「ホグシ」「ウタ」とは、現代にも通じる「音」の「ヒビキ」だと思いますが、硬いものを柔らかくした歌(ヒビキ)を指します。

まとめると、

「イハトハニ」は「カミナリテ」によって「陰」と「陽」のエネルギーに分かれて、「カタ・カム・ナ」の世界が作られています。
これらを分かりやすく「48音」にしました。

と私は読み解きますが、みなさんはどう読み解きますか?

研究者たちの「解釈」

「生命粒子の正反が重合し、正反が定着されるのは、ヤタノカガミの根元の力と、フトタマノのミの生命の実体が、何回も繰り返し分離して、正反の現象として現れた結果である。それは、無限量のカムから独立して離れたカムの主が、万物の根元であるからである。そのカタカムナの原理を、四十八の文字の統合によって、親和して自由に示した歌である」

響かせ方(カタ)

因みに、↑カタとつけているのは、感の良い方(カタ)は、「お気づき」かも知れませんが、この私も、このブログも、読んで頂けている「あなた」も、ウタヒも音も「カタの世界」の存在です。
この「カタの世界」から、見えない世界の「カム」(自分の心)へ、「音」を使って「響かせる」のが、「アマウツシ」であり、「ヒビキ」であることを、再認識しましょう!

そしてこの第4首を、私なりに読み解いたことで、3原則の「ヤタノカガミ」「ミクマリ」「フトマニ」を活用した、「ウタヒ」の理解方法が、うっすらと分かって来たような気がします。
現象で言うと、「マ」や「ニ」の状態ですけど…

それでは、響かせ方を探求して行きます。
今回は「数字」や「濁音」があるので、少し難しいです。

イーー ハーー トーー ハーー ニーー  カーー ミーー ナーー リーー テーー  カーー ターー カーー ムーー ナーー  ンヨーー ソーー ンヤーー ンコーー ウトーー  ホーー ウグーー シーー ウーー ターー」

こんな感じに私は響かせます。


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