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カタカムナ文献~八咫鏡(ヤタノガガミ)~を探求

カタカムナ文献(ウタヒ)を読み解く上で、渦巻状の各首「ウタヒ」に興味が行きますが、最初に知っておく必要があるのが、ウタヒの中心に描かれているシンボル的な図柄です。
全3種類のシンボルが描かれていますが、今回はその中の一つ「八咫鏡(ヤタノカガミ)文字原型」についての探求結果を書いていきます。

「八咫鏡」は知っての通り「3種の神器」の一つで、皇室に於いて、古代より受け継がれている神器です。
そして、カタカムナウタヒでは、3つの神器のシンボルが描かれています。

ウタヒが先なのか、物質となった神器が先なのかは分かりませんが、この「八咫鏡文字」を読み解いて行くと、この世の「しくみ」が、私なりに理解出来ましたので、レポートとして書き残します。

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配置と数字

カタカムナ文字は、「大円」「小円」「線」の3種類で構成されています。
そして、その配置によって「音の響き」「意味」があります。
カタカムナ文字では、数字を「大半円」と「小円」「線」で作られており、1(ヒ)~9(コ)までを小円の位置、10(ト)を十字線で表しています。

この数字を「チャクラ色」とリンクさせ、それぞれの意味を表にしてみました。

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各意味に関しては、解釈がたくさんありますので、代表的なものを記載しました。
「ヒフミヨイ」と「ムナヤ(コ)」と「ト」の3つに分かれているのが分かるでしょうか?これは、「全ての根源から物質化して、思念となり、止まって融合して行く」順番だと考えます。(各カテゴリーの流れゆく順)
そして、成長の過程は8つとなり、1(ヒ)から8(ヤ)までの集大成が9(コ)となり、それが溶け出し融合するのではないかと、私は考えます。

また、小円が左周りである事から、順番は左に進んでいく事が分かります。

これを「八咫鏡」に当てはめると、下記のようになります。

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ただしこれは、あくまでも平面的な考え方です。
これだけでも、色の持つ意味だけではなく、「上下左右」「東西南北」など色々な想像にも繋がっていきます。

時間(トキ)・場所(トコロ)

「カタ」とは、目に見える世界…
「カム」とは、目に見えない世界…
「ナ」とは、核と言う意味…
この世は、「目に見える世界」と「目に見えない世界」で成り立っている

これって当たり前ですよね?
私たちヒトも、「目に見える物質」や、目に見えない「電気」や「空気」そして「感情」で生きています。

ただし、科学や医学などで立証されている事は「常識」と言うククリで、立証されていない事は「非常識」とする人が多いので、概ねの現在人は「カタ」を信頼してくらしているのではないでしょうか?

八咫鏡に時間(トキ)と場所(トコロ)を付け加えると、

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少し分かりづらくなって来ましたよね?
それは2次元(平面)で考えているからで、私たちの知識や捉え方は、「目に見える世界が常識」と言う認識になってしまっているからです。

カタカムナでは、「対比」「陰陽」「+-」などの考えもありますので、これを3次元(立体)に考えていきます。
図にすると

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このようになります。
一つ一つは左に回転しながら、全体は右回りで周回しているのです。
簡単に言うと「自転」「公転」しながら、8つのカテゴリーを経て、まとまり、そして溶けて核となり、形が出来ると言う事です。

これが「ウタヒ第5首・第6首」から読み取ることが出来ます。
各首の説明は別記事にしますが、今回は「八咫鏡(ヤタノカガミ)」は、「生命や物のしくみ」のシンボルである事が分かりました。

私たちは「錯覚」している

私たちは平面で物事を捉えて、平面で学んで来ました。
奥行や距離感を立体的に「脳」で変換していますが、「目」は平面でしか見ることが出来ません。
「耳」や「鼻」では目に見えないものを捉えていますが、「匂い」や「音」などは、実は「粒子レベル」では、このような形成で組織化されている事が分かり始めました。(量子や遺伝子構造など)

「目から得た情報」と「実際の世界」には「ヅレ」があり、実態を知るには5感をフル活用しなければ、捉える事が出来ないのかも知れません。
古代に比べて現代は、多方面に渡り、とても便利な状態になっているので、ヒトの5感は衰えて来ているのかも知れません。(または進化)

ただし、先進技術や研究、そして若い世代に於いては、カタカムナを知らなくても、このような考え方になって来ているような気がします。
簡単に言うと、「1+1=2」もあると言う事です。
「1+1=2」はあくまでも「平面」の考え方で、立体的に考えると答えは「無限大」になるのです。言い換えると、答えは「目的」によっていくつもあるのです。
八咫鏡を「1」として

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これをもう一つプラスするとこうなります。

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ただしこれはまだ物質化されていなければ「数」としての認識が出来ません。(光や思念の段階)
そしてさらにプラスしていくと

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このような形になります。このあたりで物質化(原子・分子レベル)して来ます。(ただし立体の世界ですので、凹凸や重なりなどの形成は不明)
さらにこれを結合してあらゆるものが作り出されます。

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目的によって、さまざまな形状に作り上げると言う事です。
この形成された状態が、私たちヒトも同じで、一人一人に個性があり、求める物や答えは「個」で違うのです。
同じ答えを求めるのであれば、「個」によってその手段は変わっていきます。それを「一律平均」に学ぶ事で、自分とは違う手段や経験をしてしまうので、「悩み」「ストレス」「落ちこぼれ」が起きてしまうのでしょう。
それを最近の若い世代は、自然と理解出来ているような気がします。

八咫鏡は「自分自身を映し出す為にある」とも言われ、神社や神棚に「鏡」を置く習慣があります。「個」である自分を知り、自分の中の「神(カミ)」と向き合う事が、幸せ(シアワセ)になれるのかも知れませんね…

パワーストーンとチャクラの色

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上記のように、別記事で「パワーストーン」と「チャクラ」を色で説明しましたが、「八咫鏡」を探求した事で、その繋がりを知ることが出来ました。

例えば、恋愛や人間関係、経済力や自分観など、今の自分に「満ちている事」や「満ち足りていない事」を考え、各カテゴリーや目標に向かって、その時の石の色や意味で自分のエネルギーを調整(バランス)を取る事で、目標に近づくことが出来たり、心が癒される効果があると言う事です。

この事を、古代インドの人たちも理解しており、「ヨガ」と言う世界で引き継がれて来たのではないでしょうか?

「読み解き(ヨミトキ)」と「時読み(トキヨミ)」

「八咫鏡(ヤタノカガミ)」を探求した結果、「この世のしくみ」を知ることが出来ました。そしてこれを理解して行くには、「放射線状(マワリテ)」「陰陽バランス()」「目に見える(カタ)」「目に見えない(カム)」「時間軸(トキ)」「場所(トコロ)」を同時に感じる力(立体的に)が必要であることが分かります。
ただ、言葉で表現すると難しく聞こえますが、私たちは無意識に、このような知識と感性を、日常使っています。

大切な事は「意識」して「考え」て「感じる」と言う事です。
意識とは、「なぜそうするのかの理由を知る」いわゆる「理解」する事だと私は考えます。

ウタヒを読み解くとは、このような感受性が必須となります。

また「しくみ」を学ぶ事で、そのサイクルを知ることが出来ます。
サイクルが分かれば、次に何が来るのか?次に必要な事は何か?など、「社会レベル」や「個人レベル」でも、予測して準備する事が出来ます。

いわゆる「時読み(トキヨミ)」です。
「東洋占星術」では「十干十二支」を用い、「西洋占星術」では「惑星の軌道と配列」を用いている事から、「カタカムナ」の原理から発展した考えである事が分かります。

カタカムナの時代では、これを理解し伝承していく人を「アシアトウアン」と呼んでいました。また、この人たちには、各エネルギーを感じ取れる「優れた能力」があり、「農耕に適したエネルギーの土地」「建造物に適したエネルギーの場所」など、自然界から良い影響を及ぼす「適材適所」を見つけ出し、今では遺跡となって発見されたり、古代から続く「田・畑」が存在しています。

アシアトウアンとは、アシア族(現在のアジア周辺にいた種族)から来ており、日本(ヤマト)にたどり着いたのは、この地のエネルギーが「最強」の場所だからではないか?と、私は思います。

「八咫鏡」と「数字」を学んだことで、次回は「第5ウタヒ」と「第6ウタヒ」を読み解いて行きます。


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