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「カタカムナ文献」~ウタヒ第36首~

ウタヒ第36首

読み方

「カムナガラ オホワタツミ カハウミワケイカツ アワナギ アワナミ カタフトヌスヒ オホトノヂ アメノミクマリ クニノミクマリ ツラナギメグル トヨツラナミ」

捉え方

中心図象が「ヤタノカガミ」ですので、生命や生命体のサイクル(循環)のウタヒです。
このウタヒも35首同様に「カムナガラ」から始めっており、「オホ」が多く使われています。
また、「アワ」「ナギ」「ナミ」、「メグル」、「カタフト」「ミクマリ」「アメ」「クニ」、そして最後は「ミ」で終わっている事から、カタ界(目に見える世界)の中で起きる「カムの現象」(目に見えない)の説明で、「オホ」の力に、「ナギ・ナミ」(粒子性・波動性)が加わり、回転カタフト(フトマニ)やミクマリが始まり、「目に見える生命体の活動」が起きている様子を、私は思い浮かべましたが、みなさんは如何でしょうか?

研究者たちの解釈を参考にして、このウタヒを探求して行きます。

研究者たちの「解釈」

「カムナガラ」
目には見えない、潜象の物理であるが、
「オホワタツミ」
六方環境の親和し、全体から独立した、個々の実体は、
「カハウミワケイカツ」
根源の正反が生み分けしたもので、生命のチカラから、現象に出た個々(粒子)と、
「アワナギ」
アワの粒子性と、
「アワナミ」
アワの波動性が、
「カタフトヌスヒ」
根源から独立して離れたフトによって、立方体として進行する根源である。
「オホトノヂ」
六方環境の親和重合、変遷の持続により
「アメノミクマリ」
アマ始元量の芽は変遷し、生命の実体が、自由に現象宇宙に分離し、
「クニノミクマリ」
自由に固定され、変遷したミクマリとなり、
※ミクマリ=アマ始元量が粒子化して、現象宇宙球に、自由に渾然(こんぜん)一体となって充満している粒子。
「ツラナギメグル」
次々と連なった粒子を発生し、回転し、
「トヨツラナミ」
重合四相の、個々の連なった波動となる。

私なりのイメージ

35首に続き、「生命体」のカタ世界における、目に見えない現象(カム)から、目に見える現象(カタ)に変化する様子を説明していると、私は解釈しました。

カムのナが「オホ」の繰り返すチカラによって、
・生命力を持った「粒子」
・粒子性を持つ「ナギ」
・波動性を持つ「ナミ」
この3つの力が生まれて来ます。

この3つが「オホ」する事で、四相性を持つ「形」が作られて行きます。
まだ目に見えない、アマの状態で命が宿り、それが段々と目に見える粒子へと変化して、連なり回転しながら四相性を持つ粒子となり、それが次々と生まれ、波動を作っていく。

この様に、私は解釈しました。

また、専門家の解釈では、「オホワタツミ」とは、DNA(遺伝子)を現わしている解釈もあるようです。
量子の発見まで来た現代科学では、遺伝子の解明も成されていますが、まさに、遺伝子構造は、「生命力を持った粒子」と「ナギ」「ナミ」で構成され、四相性を持つ粒子が連なり、回転しながら成長して、目に見える生命体へと成っているのではないでしょうか?

画像2

響かせ方(カタ)

※カタ世界の音を、カムへ響かせる(カムヒビキ)

「カムーー ナガラーー  オホーー ワターー ツミーー  カハーー ウミーー ワケーー イカツーー  アワーー ナギーー  アワーー ナミーー  カターー フトーー ヌスヒーー  オホーー トノヂーー  アメノーー ミクーー マリーー  クニノーー ミクーー マリーー  ツラーー ナギーー メグルーー  トヨーー ツラーー ナミーー」


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