【牝系ウマ娘】エアメサイアの牝系を辿る

今でも活躍馬が多数登場するエアメサイアが所属している牝系を辿ってみようの話。

アイドリームドアドリーム

エアメサイアの祖で辿り着くのは祖母アイドリームドアドリーム。競走馬としては目立った成績を残せませんでしたが、繁殖牝馬として社台ファームがアメリカから輸入すると活躍馬を多数輩出しました。

ファミリーナンバーはF-4r。ウマ娘ではメジロブライトが所属。他の有名馬では天皇賞春を勝ったイングランディーレ、21年のクラシック皆勤馬ステラヴェローチェが所属しています。

アイドリームドアドリームの代表産駒としては、次項で取り上げるエアデジャヴー、00年のクラシック二冠馬エアシャカールが挙げられます。さらに4番仔エアラグーンからは、毎日王冠、鳴尾記念を勝つエアソミュールが誕生しています。

エアデジャヴー

エアメサイアの母親として有名ですが、その牝系は今に至るまで伸び続けている名牝。ウマ娘でもメサイアの母親がトリプルティアラ路線で勝てなかった描写がされているように、牝馬クラシックと秋華賞ではファレノプシス、エリモエクセルを前に苦杯を喫しG1勝利はありませんでした。

そんな母親の悲願を叶えたのが、次項で取り上げるエアメサイアです。ここではその他のエアデジャヴー産駒に目を向けると、AJCCを勝ちG2で2着8回もあるエアシェイディが居ます。そして、3番仔エアマグダラも牝系を伸ばし続けています。これも後ほど。

エアメサイア

名牝の子供として、母の悲願を叶えた一頭。同期にラインクラフト、シーザリオ、デアリングハートが居るハイレベルな05年牝馬戦線で、三冠路線最後の1戦だった秋華賞でラインクラフトに勝利しました。

そんなエアメサイアの牝系では、1番仔エアワンピースから生まれたリステッド競争2勝のエアロロノア。4番仔エアスピネルは8歳まで走り続けて、G1には手が届かなかったものの同期にマカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズ、ディーマジェスティが居るハイレベルな年代で掲示版に入り続け、朝日杯でも2着、菊花賞でも3着と善戦。5番仔エアウィンザーはチャレンジカップを勝ちました。

エアマグダラ

エアマグダラは繁殖牝馬として大活躍した、エアデジャヴーの3番仔です。直仔では函館記念を勝ったエアアンセム、2歳での阪神芝2000mレコード保持者サトノヘリオスが居ます。

さらに、2番仔エアルーティーンからは、大阪杯を勝つベラジオオペラを輩出。ベラジオオペラは、エアデジャヴーの牝系では初となる牡馬でのG1制覇を果たした一頭になりました。

この牝系を踏まえて見てみるウマ娘

エアメサイアのキャラソン「十帰りの話」は母エアデジャヴーに向けた想いと決意が書かれた詩になっています。このようにエアデジャヴー牝系の活躍馬を陳列すると、エアメサイアや、直仔ではありませんがベラジオオペラがG1を制覇。一族の意地を感じますね。

これ書いてる週に行われる安田記念でもエアロロノアが出走。ぜひこの機会にあなたも牝系に目を向けてみませんか。

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