自分がポンコツなのだと改めて思い知った日の話
先日、家の鍵を落とした。
会社帰り、用事で会社の他の事務所に立ち寄って帰る時にふと気づく。
あれ?ポケットに鍵が入ってない。
ん?
しっかりとポケットを探るも鍵の手応えはない。
他のポケットを探るもやはりない。
カバンに入れたのかと思いカバンを探すもない。
落とした!
どこで!?
考えられるのは2つ。
一つは、会社の更衣室のロッカーに落としていること。
もう一つは、電車の中で落としたこと。
会社では作業着に着替えるので、ズボンをハンガーにかけるのだけど、ポケットに鍵を入れっぱなしだと逆さになるので落とす可能性はある。
あと、電車の中だと思う理由は、会社支給のスマホと同じポケットに鍵を入れていて、電車で座っている時にメールがきたからスマホを確認したのだ。
ポケットから出すときに鍵を落とした可能性がある。
状況的にこのどちらかで間違いない。
会社ならまだいいけど、電車で落としたとなると面倒なことになる。
はぁー。
今は会社から離れていて家の方が近いところにいる。落としたかもしれない路線とも離れている。
電鉄の落とし物情報を調べてみると、落とし物は翌日の12時には落とし物センターに届けられているようだ。
今日はどの駅で拾われているか、そもそも届けられてないかもしれない。
会社にある可能性もある。
とにかく明日会社を確認して、無かったら12時過ぎに落とし物センターに問い合わせるかと思った。
帰るとき家の鍵を開けてもらわないといけないので妻に電話した。
鍵を落とした話をすると
ものすごい怒られた。
家を特定されたとしたら大変なことになる!
とにかく今できること。
今から会社に戻って確認するなり、必死に探せ。
いい歳なのに考えが甘いと呆れられました。
そうなのだな。
自分は確かに楽天的に構えるところがあるな。
そういう考えのなさ。
めんどうくさがりというのか
過去にもポケットから物を落としたことがあるのに、ポケットに大事な鍵を入れて持ち歩いているところとか
とにかくだらしないなと思いました。
そういうところはポンコツなのだと思う。
それから会社に戻ってみたら、鍵はなく、電車で落としたことが確定する。
駅に問い合わせてみたら、それらしい鍵が別の駅で届けられているようでした。
最初、どこの駅に届けられてるかも分からないしって思ってたけど、ちゃんと情報は共有されているので、どこの駅で問い合わせても対応してくれます。
ちゃんと写真登録されていて、自分の鍵だとハッキリしました。
「〇〇駅まで行ってもらえたら今日お渡しできますよ」とのことだったので、取りに行って無事に鍵を回収しました。
拾ってくれた方ありがとう。
人の優しさだったり、こういうシステムが整えられているところだったりとか、本当に日本は素晴らしい国なのだと思う。
あーよかった。
さすがにもう大事な物をポケットに入れるのは金輪際やめよう。
自分はポンコツなのだ。
自分を過信してはいけない。
そう思い知ったのでした。
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