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幸せな1日

「あーー今日は幸せな1日やったな〜♪」

幸せそうにつぶやく娘。

その横で息子もうんうんと頷いている。


5月5日のこどもの日のこと。

妻がいろいろ買いたいものがあるというのでショッピングモールに行った。

普段買いたいものって子供たちの物であることが多いのだけど、今回は自分の服も見たかったようだ。

妻ひとりと、僕と子供たちで別れて行動することになった。

息子には今日はメザスタをやってもいいよって言ってたから、僕は子供たちに手をひっぱられながらメザスタのゲーム機がある方に向かう。


ポケモンメザスタ

こういうの子供は好きですよね。

僕も子供のころめちゃくちゃやりたかったのですけど、やらせてもらえなくて、人がやっているのを延々と見ていた覚えがあります。

そんな子供のころの記憶があるかから、過去を取り戻すかのように、子供たちには僕と一緒の時にはやらせてあげています。


メザスタって1回のゲームに600円かかる(ポケモンを全てゲットする場合)ので結構お金がかかる。

だから以前妻が見ていた時にはどんどん100円が投げ込まれることにびっくりしていましたね^^;


娘はプリキュアが好きだし、メザスタの横にアイドルの筐体があったので、そっちを進めてみた。


ひみつのアイプリ

このひみつのアイプリってやつなんですけど

100円を投入したら出てくるカードをピンクの台のところに乗せて

ゲームの指示通りに上下左右と動かして、画面のアイドルを歌って踊らせるゲームです。

途中でプリキュアが変身するような演出もあって、娘はめちゃくちゃ喜んで楽しんで遊んでいました。


息子も娘も今日は大満足。

娘の場合はメザスタで遊んでいても、横から息子の手が出てくるので、自分で遊んでいる感も少なかったのですけど

アイプリは自分一人で遊べていたので、本当に楽しそうでした。



子供たちはいっぱい楽しんで

帰る前にフードコートで食事をしていたのですけど

ざるうどんをすすりながら、

「あーー今日は幸せな1日やったな〜♪」

ってにんまり幸せそうにしている。


こんなことで幸せを感じてもらえるなんて、なんてかわいいんだろう。

息子も横でにんまり。


妻はなんだかよくわからないけど幸せにひたる子供の顔には優しい目をしていました。


でもそのあと、

「で、いくら使ったの?」

そんな冷ややかな声が聞こえてきたのでした・・・

読んでくださるだけで幸せです。 サポートいただけるほど、何か心に残るものが書けていたのだとしたのならこんなに嬉しいことはありません。