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のび太くんなんていないんだよな

当たり前なのだけど

アニメに出てくるキャラクターというのは実在しない。

そのことを子供の頃から何となく思っていた。

ドラえもんはもちろんいないし

カツオくんもワカメちゃんもタラちゃんもいない。

最近でもプリキュアを見ていて

この子達はいないんだよなと、ふと思う。

この感覚はなんなのだろう。
醒めているのともなんか違う。

ただなんとなく1人で、のび太くんって本当はいないんだとしんみりしている。


ふと思い出したのだけど

「将来何になりたい?」

という質問をはじめてされた時、これは幼稚園時代だったのか小学生になってからだったのか忘れたけど

それに対する僕の答えは

「帰ってきたウルトラマン」だった。

なぜ帰ってきただったのか、今となっては全く覚えてないのだけど、その時点でも他の子は

「警察官」だとか「お医者さん」だとか普通の職業を答えていた。

「本当にそれでいいの?」と何度か確認されたように思う。

その頃は実在すると思ってたのかな。

すごくいいアニメなんかを見たとき、エンディングのその先の日常を想像することがある。

終わりなくない余韻なのか。


孫悟空はいないって分かっているけど

カメハメ波は打てるような気がして練習したことがある。


今日は何を書いてるんだろうか。

自分でもオチが思いつかないので、今日はここまで。


読んでくださるだけで幸せです。 サポートいただけるほど、何か心に残るものが書けていたのだとしたのならこんなに嬉しいことはありません。