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いつだったかな、私が19歳くらいの頃に書いた、催眠力についてのテーマがあったので紹介しよう。

催眠力は、専門家向けと言うよりは、催眠をあまり知らない人向けへの一般的な本でした。

催眠が人間にもたらす効果が胡散臭い、術的なものではなく、いかに実用的で科学的なものであるかが書かれていました。

催眠は人間の潜在意識に働きかけることで、顕在意識(私たちが知覚できる意識)を超えた、
より本能的な感覚を変えることができます。

例えば人間が感じる肉体的苦痛を感じないようにすることが可能です。

これは麻酔薬を使わなくても、催眠によって人間の精神のみで感覚を麻痺させることができると言うことになるのです。

これは多くの外科医、歯科医、産科医などで応用されています。

局部麻酔ならず全身麻酔も催眠によって生じさせることができます。

また催眠は精神的苦痛を和らげることが可能です。(むしろこれが一般に催眠によって期待される効果でしょうか。)

精神医療ではこの有効性が充分確認されています。人間の精神疾患は催眠によって治療可能ということです。
多くの肉体疾患は、心理的影響を多大に受けており、それは全肉体疾患のおよそ80%にも及ぶと言われています。

催眠で精神を楽にすれば肉体も楽になる。そして肉体的苦痛もまた催眠によって軽くすることができる。

つまり催眠はあらゆる治療に利用することができると言うわけです。

催眠の最先端医療に匹敵する効力には大変驚かされました。

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