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自然体感展望台 六甲枝垂れ

設計 三分一博志
構造設計 ARUP
所在地 兵庫県神戸市灘区
竣工 2010年


六甲山の景観と環境を感じるための展望台です。構造設計はARUPが担当しており、16mのドームはステンレスパイプと木枝で出来ており、接合部はバンドで留められており、原初的なディテールになっています。粗密のあるボロノイ形状により木漏れ日を表現しており、大雪が降った時、雪が付着しやすい径の太さを追求したそうです。

木の円錐状のボリュームは幹を表現しており、内部にある氷室から煙突効果を利用して涼しい風が通り抜けるパッシブな仕組みによって、六甲の自然を感じることができます。


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