見出し画像

20240512 TULIP

今回は?

湧別町にある「かみゆうべつチューリップ公園」のチューリップフェアに行ってきました。
Q. 湧別ってどのへんでしょうか。

A. 北海道のこのへん

地元感があってよかったです。ぬくぬく、のどかな感じです。「かみゆうべつチューリップ公園」なのに湧別町にあるのは、2009年に上湧別町が合併、吸収される形で湧別町になったからです。
おぉ違う違う。早く花を見せたいと思います。実は沢山写真を撮ってきました。私の話なんかよりも、この花を見てくださいよ。

うお〜〜花だぜ〜〜

きれいだ〜

これは一部です! こんな感じの景色があたり一面にあるわけで⋯⋯当然、満足感、半端ではないですよ〜。
駐車場も中も凄い混み合いでしたけど、中に入ってみればその理由そのもののような絶景がありました。こりゃみんな来ますよ。うんうん。

ぜ、全部チューリップなんですか!?

「その通りだ」

どっひゃー。規模感が凄すぎる。ぜんぶ、全部チューリップですか、全部。
およそ200品種、70万本のチューリップが咲いているそうです。全部見ていたら、日が暮れてしまいそうですよ、いや本当に!
⋯⋯さすがに全部は見れてないですが、「いいなぁ」と思うものについては写真を撮ってきましたので、良かったら一緒に見てみましょう?

見てみようね〜

「ホットスポット」

ホットスポットという品種。マゼンタと言えばいいですか? それに近い赤色です。チューリップっぽい色で可愛いですね。赤色は目立ちますし、並んでいても映えます。

「ムンバイ」

これはどちらかと言えばピンク色でしょうか? それとも、これこそマゼンタでしょうか。
自分の知っているチューリップっぽくなかったので撮りました。なんというか、花びらの開き方がとても綺麗です。個人的には、「ムンバイ」というどこかお堅い名前も可愛い。

「ドリーマー」

ドリーマー。夢想する人。ふわふわ柔らかい印象を与える花びらに掛かった、黄色へのグラデーションがとても可愛らしいです。お姫様みたいだとも思いました。素敵なチューリップです。

「タイムレス」

英語でも普通に「Timeless」と書くようです。名前の由来が気になり調べたのですが、結局分かりませんでした(ごめんなさい)。
濃い赤から先に向かうにつれて白っぽさが増すそのグラデーションが美しいチューリップです。背丈も少し高くて、上品な感じがします。

「ブルーダイアモンド」

さらに上品そうなのが出てきた〜。名前からすでにお高い印象。紫? 黒にも近いのでしょうか。花びらの開き方は複雑に何層も重なる様子になっていて、こちらもその存在・振る舞いの上品さを感じさせます。

「ムーンライトガール」

月に代わってお仕置きできそうなとても可愛い名前です。英語でも普通に「Moonlight Girl」。直訳して「月光少女」ですかね?
美しさを残す黄色に、花びらの先の分かれ方が印象的です。言われてみれば、少女っぽいのかなぁ。うーん⋯⋯。

「ビッグチーフ」

なんか⋯⋯デカい?
こちらはビッグチーフ。今度こそマゼンタかな。葉も、花も、背丈も、何もかもビッグです。チューリップと言えば小柄なものが思い浮かびますが、こんな品種もあるんですね。知見を得た。

「ラップトップ」

laptop。反射で「ノートパソコン」と答えられた人がいたら、英語にちょっと詳しい人です、とイキれるかもしれません。
こちらも名前の由来は分からなかったです。でも、とにかく濃い紫色がクール。大きな葉の付き方には可愛さもあるでしょうか? 魅力がいっぱいのチューリップです。

「リムジン」

⋯⋯いや、画像を間違えたわけではないんですよ。ほんと、このチューリップの名前が「リムジン」なんです。意外と自由なんですかね、花の名前。
様々な角度から中央部を囲むような、ハッキリとした黄色が綺麗です。豪華な印象を受けました。

「ディズニーランドパリ」

やっぱ何でもありじゃねぇか!
えっと、チューリップの名前です。ディズニーランドパリ。ほんとか?
調べてみたら、フランスの「ディズニーランド・パリ」のオープン20周年を記念して命名されたチューリップ、とのこと。某社の影響力は果てしないですね。
名前はともかく。この橙色の花びらがわっと開き、咲いている様子はとっても豪華です。百本並べば豪邸の花壇。強い存在感がありますね。

そのほか、花じゃないものもいくつか

「花畑への侵入禁止」看板

このような看板が様々な場所に設置されていました。チューリップの美しさは、沢山の匿名職員によって維持されているのでしょう。その意志を尊重し、感謝して観なければいけませんね。

オランダ直輸入のストリートオルガン

動画はありませんが、設置されていたこの人達の音楽も聴いてきました。音色は意外にもきめ細かく、懐かしい雰囲気をはらむメロディは心を暖かく揺さぶります。
⋯⋯やけに長いなあと思って見てみると、演奏できる曲の数はびっくりの42曲とのこと。時間泥棒まみれの公園だ。あぶない。

「園内らくらくツアー」案内の看板

ゆっくり動く乗り物「チューピット号」に乗って、園内を巡ることができるサービスです。私は乗りませんでしたが、すれ違うたびに穏やかな老人や元気な子供の笑い声が聴こえて非常に良かったです。美しい花を楽しむ人の心は、また美しくなるのかもしれません。
⋯⋯あと結構園内は広いので、歩きたくない場合にもいいですね。

トランペット型の水道

いやー、かわいい。それに尽きます。
チューリップの公園で、わざわざこれを撮ったのは私だけでしょうか? いや、これには撮る価値がありますよ。優れた造形美、ソフトな色合い。撮らない理由なんてありません。これを見る事が出来てよかった。

これ以外にも、写真はありませんが良かった場所がまだいくつか。
売店は大盛況でしたし、花畑を一望できる建物もありました。トイレの中でさえ、天井の広さに少しワクワクしましたよ。

おしまい

本当はもっと載せたいチューリップがあるんですけど! このままいくと収拾がつかなくなりそうなので、一旦ここまでに。すまんなあ。
いやはや、この世にここまで沢山のチューリップがあるとは思っていませんでした。暖かくも涼しい風が吹く今日の天気も相まって、すごく穏やかな気持ちになれました。
遠い北の地、湧別町の「チューリップフェア」。開花状況に関わるため確実ではないものの、5月の終わり頃までは行われるようです。(実際には行けなくても、感じられた良さの共有ができていれば、私はそれで満足です)

辛い5月ですが、春の花を感じながらなら、もう少しだけ、頑張れるかもしれません。お互い無理せずやっていきましょう。ではまた。

公園、駐車場の三角コーン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?