3品目に関する韓国に対する輸出規制の運用見直しは、結局その理由が分からなくなっている。少なくとも戦略物資の第三国への流出は日韓両政府が否定している。
【詳細な説明】
①韓国政府の調査結果
韓国政府は以下の通りフッ化水素流出の調査結果を報告し、流出した事実は無く、またもし日本がその事実を掴んでいるなら世界に知らせる責任が有る(ので、公表すべき)と言っている。もちろん、未だに日本政府から証拠の公表は無い。
(出典 : 韓国通商産業資源省ブリーフィング 7/9)
②日本政府の発表
フッ化水素流出に関する当時の世耕大臣の発言は以下だが、北朝鮮など第三国への流出ではなく、あくまで日韓の二国間の問題が輸出管理見直しの理由だと言っている。
同様に経産省課長が野党議員に「貿易管理の国際ルールは輸出者責任であり、一部の日本企業に不適切事案があったため個別許可に切り替えた。韓国側の責任問題ではない」とも発言しており、韓国からフッ化水素流出が無い事を裏付けている。以下のnote参照。
世耕氏の対韓輸出規制に関する「印象操作」疑惑
また、あの有名な『説明会』においても経産省は韓国側に以下の様に説明した様である。
『韓国産業通商資源部は「日本から韓国への輸出で(自国企業の)法令遵守に不足した部分があったと(日本が説明)した」と話した』
出典 : 日本、韓国輸出規制「北朝鮮搬出のためではない」態度急変 : hankyoreh japan /
③韓国政府のネット上の誤った噂に対する解説
調査結果を発表してもフッ化水素流出の噂が収まらないので、誤った情報の解説を韓国政府が行っている。詳細は以下のnote参照。
韓国から流出したとされるフッ化水素40トンのウソ