匂いの強さ
おっとっとっと
油断して3kg肥えてしまった
65kgと少しのか弱い体重は正月明けからこの2月中ばにかけてこってりとしたものが腹回りにハングしている
というわけでジョギングをしている
今日は6km弱を30分弱ではしり体にジワっと汗をかいた
首筋の汗を手首で拭う
そして自然と嗅いでみる
加齢臭というやつだ
どこか懐かしい
それは親父であり
それは祖父であり
それは先生である
加齢臭がトリガーとなり瞬間的に時間を超越し同じ匂いを嗅いだその刹那へとトリップした
考えてみると嗅覚に訴えるこの匂いというやつにはたくさんのメタデータが付帯している
匂いから
特定の性別や特定の年齢層がふわっとたち現れてくる
つい先日広島に出張した際30年ぶりに平和記念公園と資料館にいき戦争のなんたるかを実感してきたつもりだったのだけどそこで感じたものは主として視覚から入ってくるものだった
ボロになった洋服や軍服、溶けたガラス瓶など
の展示品はすへで展示スペースの中にあった
あれを嗅いでみることができたら
当時の悲惨さが嗅覚を伴い訴えかけてくるのではないだろうか
加齢臭よ お前はそんなにわるくないもんだな
なんじゃそりゃ
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