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8月下旬、解体が進み始めた輪島の街並み。朝市まで行き、そこに暮らす人たちと出会ってきました。

8/26~27、新潟県柏崎市より、8回目の能登支援へ行ってきました。
現在、石川県輪島市門前町で活動されている災害支援NPOありんこ に協力する形で入らせていただいております。

さて前回から少しずつ道中の見どころもご紹介しています。
羽咋市の千里浜なぎさドライブウェイは、車で砂浜を走ることができます。
これは爽快!

道の駅も、すてきなお土産がたくさんあっておすすめ!

お昼ご飯は、志賀町富来の、お食事処はし本 さんに入りました。

長く地元で愛されているお店なのだと思います。
一定のリズムで揚げられていく天ぷらを眺め、このような状況でもがんばっておられる気概を感じながら、タレがからんだ丼をかきこみました。

この後、今回は初めて、朝市で有名な輪島市中心地へ足を延ばしてみました。
門前から中心市街地までは車でさらに40分くらいかかるのでなかなか行くことができませんでしたが、宿泊ができる宿もありましたので、支援の意味も込めて伺いました。
発災当初は通ることができなかった道を片側交互通行で通りながら市街地に着くと、やはりそこには言葉を失う光景が拡がっていました。

輪島港付近の海岸線を歩いてみて、素晴らしい環境に囲まれているのだということがよく分かりました。
新しい家々が立ち並び、公園も整備されていて、若い人たちも住んでみたいと思うような街並みでした。

しかし元日に、その暮らしが一変してしまったのですね。

ご紹介が遅れましたが今回は いけちゃん(ひとしくん)がお供してくれました。
翌日のカフェコーナーを担当してくれました。
片道300km、一緒に行ってもらえるだけでとても有難いです。

ここは1週間前にお笑いの村本大輔さんがライブをやったキリコ会館の裏手。「いま被災地に笑いは必要だ」という彼の言葉を聞いて、よしオレも明日はたくさん笑顔になってもらおうと思いました。

開いているお店があったので立ち止まって聞いてみると、支援に入っている方たちがお店に立っているのだそうです。

アイスコーヒーと、名物だという えがらまんじゅう を頂きました。
甘さ控えめで、もち米のモチモチ感がたまりませんでした。

この先が朝市があったところです。
通行止めの表示が出ていて、どうやら建物の解体が始まっているようです。
輪島市へ伺うのは7週間ぶりでしたが、たしかに門前でも、少しずつ倒壊家屋の撤去が進んでいるのが確認できました。

作業は進めなくてはいけないのですが、その一方で、この辺りがまっさらな状態になるというのは、この地の方のことを思うと胸が痛みます。

営業されているお店もあります!
「能登のお酒あります」の看板に導かれ地元の酒屋さんへ。
あったかご夫婦が出迎えてくれました。
酒蔵さんと酒屋さんを応援したいので、ふたりでたくさん買いました 笑
やっぱり人ですね。
すてきな人がいるからまた会いに行きたいのです。

地元のスーパーで夕食を買い、宿で一杯。
輪島で水揚げされたスズキがプリプリで最高でした。

2日目、午前6:30前に門前に向けて出発。
備品調達をして、仮設住宅の集会所へ向かいました。

集会所の管理をされている方や、参加してくださる方々が、顔を覚えていてくださるようになり嬉しく思います。
ニコッとしながら来てくれた方を見て思わず涙が出そうになりましたが、みなさんに楽しんでもらわなければ、笑ってもらわなければと、ここはプロ意識でがんばりました 笑

いけちゃんの淹れたてのアイスコーヒーは、全員がぜひ飲みたい!とのことで、お持ちしたお饅頭とともに大好評でした。
仮設住宅に入っている方同士でも、お互いをよく分からない関係の方もおられるようで、ここでの交流をきっかけにこの後の暮らしが少しでもよいものになればと願っています。

これからも月に一度、少なくとも年内は行き続けます。

被災地支援にかかる備品費や交通費など、支援金を使わせていただいております。
(自分たちの食費や宿泊費などは自己負担です。もちろんお酒も 笑)
今回はガソリン代と、集会所でのお茶代に使わせていただきました。

ご支援いただいている皆様、本当にありがとうございます。
引き続きどうかよろしくお願いいたします。

≪私たちへ支援金を託して頂ける方は下記へお願いします≫
ゆうちょ銀行
店名 一二八
店番 128
預金種目 普通預金
口座番号 3755664
トクヒ)アソビソダチアイラボ

ぼくは自分の体を使って、みなさんからのご支援を何倍にもして被災地に循環させてきます!
次は9/9-10に伺う予定です!

ご覧いただきましたように、観光を目的として能登へ行くこともできます。
もちろんマナーは守っていただかなくてはいけませんが、現状をその目で確かめ、その土地で生業を続けておられる方々を、経済面で応援するというのは、とても喜んでいただけるのではないかなと思います!

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