韓国オンラインマーケティングのイロハ
みなさん、こんにちは。
LIFE PEPPERの厚海です。
本日は、韓国オンラインマーケティングイロハとして、私が韓国向けのマーケティングを行ってきた上で、『こういうマーケティングが望ましいのでは?』と考えている手法をご紹介させて頂きます。
諸々事例もご紹介します。
さて、まず大事なことからお話しましょう。
そもそも『韓国のWebマーケティングで成功する』ためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず大事なこととは?
はい。まずはこれ。
当たり前のことを言っているようなのですが、
①韓国消費者の消費習慣を知る
②韓国現地のWEB事情について理解する
③自社に合わせて有効な手法を選ぶ
この3つです。
これを分かっていて、施策に取り組むのか、知らずに取り組むのかで再現性も成功確率も変わってきます。
どんなマーケティングをするにも重要なことですね。
さて、それぞれをご説明していきましょう。
①韓国消費者の消費習慣を知る
まず、韓国消費者の消費習慣を知るの部分です。
以下の画像をご覧ください。
画像内にある流れが韓国人消費者の消費までの導線です。
①SNSやテレビ、その他媒体などで情報を知る
②NAVERで検索
③ブログで情報収集
④公式サイトで確認
⑤お得情報を探す
⑥予約 / 購入
という順序です。
この導線に沿ったコンテンツを配置してあげることで韓国においてのコンバージョン/ブランディングを強化していくことが可能です。
なので、韓国現地で何かを販売する/サービスをリリースする。
そういった場合には、上記の導線の中で『自社に抜けている部分』はどこになるのか?を常に考えておくことが重要です。
勿論、サービスや商品がある程度良い前提ですが。
②韓国現地のWEB事情について理解する
お次は、現地のWEB事情について理解をすることです。
こちらをご確認ください。
特に真ん中の数字に着目していただきたいのですが、
韓国の人口は約5,000万人。そのうち4,200万人ほどがNAVER*1を使っていると言われています。
それだけの人数が使っていれば、『じゃあ、NAVERでのマーケティングが大事なのでは?』と思われる方もいらっしゃると思います。
まったくもって、おっしゃるとおりです。
そんなNAVERですが、マーケティングには癖があります。
NAVERの検索表示は、カテゴリ毎に表示がされることが多いということです。
上から、
①検索広告
②ブログ
③ポスト
④カフェ
⑤ショッピング
⑥知識in
⑦Web文章
⑧Webサイト
という形です。
なので、WebサイトへのSEOというのはそんなに強める必要性も強める要因も無い。というのが結論です。
じゃあ、どうするかというと、大事なことは『コンテンツを作って上位表示を狙うこと』です。
③フェーズに合わせて有効な手法を選ぶ
そして、最後です。
フェーズに合わせて有効な手法を選んでいくということです。
ざっくりいうと、二箇所重要な部分があります。
1つ目は、そもそもお客さんを流入させるための入り口施策。
もう一つは、口コミ施策です。
1つ目の入り口施策に関しては、
・NAVER検索広告
・パワーブロガーを使ったプロモーション
があります。
この2つを活用することで、相互に集客/流入が可能になります。
もう一つが、口コミ施策です。
NAVERにはいろんなサービスがある中で、『カフェ』と呼ばれる掲示板サービスがあります。
種類もたくさんあり、mixiの中の掲示板みたいな感じなのですが、
こちらにも広告を出せる機能があります。
この広告はバナーをクリックすると、カフェ内のページに遷移します。
ここにユーザーが自由にコメントできるので、口コミを貯めることが可能になります。
なので、広告を出稿すると共にそこに口コミが貯まるような仕掛けを行うことで、ユーザーからの声を集めることが可能になります。
まとめ
細かい内容は色々とあるのですが、まとめさせていただきますと、
①韓国消費者の消費習慣を知る
②韓国現地のWEB事情について理解する
③自社に合わせて有効な手法を選ぶ
この3つをしっかりと抑えた上で、韓国マーケティングを継続していくというのが重要になります。
事例
こちらは、インバウンドでのレンタカー会社様の事例です。
韓国でのシェア獲得のため、NAVERを活用したプロモーションを行いました。
その結果、まず指名検索数が上がり、そこから予約が生まれるようになりました。
その後、上がった検索数を獲得に回すために、検索型広告への出稿も開始しました。
今回は韓国マーケティングのイロハということで、韓国マーケティングにおける重要なポイントと事例をご紹介させていただきました。
また、次はまた細かい内容をお話できればと思います!
では!
*1 NAVERとは、韓国国内では最大手のインターネット検索ポータルサイト(日本でいうとYahoo!に近いです。)
このような形で韓国マーケティングを進めているわけですが、気になった方はお気軽にご相談やご連絡を頂けますと幸いです!