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できなくなったから気づくこと

退院してから1人でできることが少しずつ増えてきたと感じる。成功体験を積んでいる状態だ。…失敗体験が数倍多いことはこの際置いておく。
今まで当たり前にできていたことが、突如1人ではできなくなったのだ。
手が思うように動かない。
まともに歩けない。
目がろくに見えない。
そんな状態だったのだ。

それゆえに、回復と共にできた、できるようになってきた喜びはひとしおだ。
さて、みなさんは当たり前にできることってどれくらいありますか?
意識せずともできてしまうことを数えるのって意外と難しいけど、とても小さなことも含めて、自然とできてることを数えてみて。
たとえば、
ベッドから起き上がれた
階段を降りれた
顔を洗えた
体を洗えた
着替えることができた
歯磨きができた
…こんな具合に、なんでもいい。

どれくらい、あっただろうか?
先ほどの例は、全て僕が一度できなくなって、再びできるようになってきたこと。めちゃくちゃ大変だった…。
それが自然とできるのであれば、すごいことしてるな、と思う。お世辞抜きで。

あなたにとっての当たり前は、
誰かにとっての非日常、誰かにとっての奇跡。
これ、聞き飽きるくらい聞いてきた言葉だろう?
わかってるよ、そうはいっても…
そう思う方も多いだろう。
僕も、そうだった。

気づいた以上はシェアしたい。
そんな思いでいま、書いている。
同じように、早く気づいていれば…なんて思いをしなくていいように。

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