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Champagne Supernova




特別な人が変わってしまった
そんなことが、いったいどれだけあったことか
生活がおかしなことになってしまった
そんな人が、いったいどれほどいたことか
あなたはどこにいたんだろう
僕らが有頂天だった、あの頃


ホールを、ゆっくりと歩く
弾丸よりも、速く
あなたはどこにいたんだろうか
僕らが有頂天だった、あの頃


いつの日か
あなたは僕を見つけてくれるだろう
土砂に埋もれている、僕を
シャンパンの泡のように消えてゆく超新星
僕は、そこにいる



夜明けに目が覚め
僕は彼女に尋ねた
彼女が永遠に生きることを望む
その理由を

今は、泣かないで





なぜなら、人々は願うんだ
人生真っ盛りのまま
そのまま、逃げてしまいたいと

でも、生死からは逃げられない
君も
僕も
世界はそれでも廻り続ける
どうしてなんだ



どうしてなんだ




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