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言葉よりも大切なこと

こんにちは、BBT note部のYossyです。

先日私はBBTが提供しているBBTオンライン英会話(通称BBTO)のレッスンを受けました。BBTは、社員への研修も手厚く、無料で自社の講座を受けることができます。

先生は全員フィリピン人で、皆常にハイテンション。
あまりにフレンドリーに話すものだから感じないのだけど
HPにもある通りBBTOでは大変優秀な方たちを講師に採用しています。

ビジネス英語のレッスンに入る前に、先生たちはアイスブレイクとして毎回雑談をしてくださいます。(この時間が一番好き)


いま日本ではwithコロナ時代に突入し、最近感染者は増えているとはいえ、だいぶコロナ慣れしてきている印象があります。しかし、フィリピンでは日本より感染者も死亡者数も多く、その先生のお母さまも1か月前にコロナで亡くなられたとお聞きしました。

私は、周囲からコロナに感染した知人の話を聞くことはあっても、コロナで亡くなったという話を聞くことはなかったので、フィリピンではそんな身近に脅威があるというのも驚きでしたし、大切な人をなくしてもなお、笑顔でこちらを気遣いながら一生懸命レッスンをしてくれる講師の方に「I’m so sorry.」ということばで精一杯感情をこめて哀悼の気持ちを表現しました。

この「I'm so sorry.」というのは日頃から海外ドラマ中毒の私が、よくネイティブが他人に同情・哀れみ・哀悼を示す言葉で頻繁に使っているのを知っていたので選んだ言葉でした。


レッスン後にふと思ったのですが、学校でお気の毒な気持ちを表す言葉で「That's too bad.」というフレーズを習ったことを思い出しました。
定期テストの和文英訳でもそんな問題があって答えた記憶もあり。


インターネット等で調べた結果、両者の違いは下記の様に分類されるという情報がありました。

●That's too bad=程度が軽いときに同情を示す。場合によっては皮肉っぽい聞こえる場合もあるので注意が必要。
●I am so sorry (for~)=程度が重いときに同情を示す

つまり、蚊に腕を10か所とか刺されたときは前者で、失業したとか交通事故にあったとか冗談で済まないような時は後者というようなイメージでしょうか。これを聞くと、亡くなった人に対して気の毒さを伝えるうえで
That's too badは違うのだなと思いました。


英語で意思疎通することができると勘所みたいなのが自然と出てくると思うのですが、もし私が学校の勉強や受験のためだけで英語に触れていたら
That's too bad=気の毒さを表すときに使う
I am sorry=謝るときにつかう
こんな風に二極化して覚えていた可能性もあるかなと思いました。


学校ではこんな風に習ったけどネイティブって実際どうなのですかと、子会社のアオバインターナショナルスクールのネイティブスピーカーのE氏に聞いてみたところ

「基本的には君が学校で習った理解で正解だよ、だけどほら、言葉って言うのはillogicalなものじゃないか」という答えが返ってきました。


この方、アオバのおえらいさんなのですが私にもフレンドリーに接してくれます。英語という言語がいいなと思うのは、お互い「You」って呼んだらそのときに年齢とか立場が一瞬で関係なくなってその前にいる「個人」を相手にしているような感覚になることかなと思います。


期待するようなその二つの違いについてネイティブの口から、はっきりとした答えはなかったのですが(面倒だったのかはさておき)、逆にネイティブほどそこまでどういうときがこれでということについて深く言語化して考えないのかなとも思いました。


日本語でも「すごい」という単語一つとっても、ポジティブな意味で使うときもあるし文脈によってはネガティブさを表すときに使いますよね。
また、「ごめんね」や「ありがとう」という大切な言葉も、発する側がどんな気持ちで言ったのか何となく人間て察知してしまうものかなと思います。


少し話を戻すと、ネイティブの言い方を勉強してその場その場で適切な
フレーズを使うことが大事であるという前提はもちろん
それに加えてどんな気持ちでその言葉を発するのかその気持ちもすごく大事なのかなと思いました。


BBTの実践ビジネス英語講座(PEGL)のスモールトークの木内先生は、英語で雑談するときは「目の前にいる相手を大切に思う気持ち」が大事だとよくおっしゃっています。



言葉はもともと言霊からきているといいますよね。だからこそ特に大事なシーンではその言葉に魂をなるだけ込めて言葉を発することが重要なのかなと改めて思いました。


それはたとえ、生まれた国や文化が違っても、綺麗な発音で外国語を話せなくても、ちゃんと相手に届くものなのかなと。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。


おまけ

ザ・日本男児のI垣さんのお名前は絶対外国人発音できないよねと言う話になり、イングリッシュネームを付けることになったところ、本人の強い希望で「デンドロビウム」に決まりました。


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