G1寛仁親王牌決勝👑展望

 3日前に幕を開けたG1寛仁親王牌もついに最終日。メンバーを見てみれば、なんと中国ゴールデンコンビ、郡司、古性と優勝候補が次々と姿を消していき、佐藤慎太郎抜きで4車揃った東北勢が人気を背負う決勝となりました。

番組をパッと見たところ、あー、新山がぶん回して新田の番手捲りで決着だね〜なんて思ってしまいそうですが、G1の決勝すんなり決まるとはなかなか思えないのです。今回の決勝を予想するに当たって今年のG1決勝を回顧しましたが、すんなり先行屋の番手から優勝したのは郡司と脇本の番手からオールスターを獲った古性ぐらいでしょう。郡司に関しては、番組で唯一の先行屋だった深谷の番手戦だったので論外です。ちなみに明日の郡司は深谷番手から鉄板。

とにかく、G1の決勝ともなれば、G3のような地元忖度がなく、ハイレベルなレースを3回勝ち上がるピーキングに成功した選手たちの戦場ですので、航続距離のある自力選手が2人いれば、多少荒れることを見越した方が長期的な回収率は上がると思います。


1 .レース展望

ネットでは新山がかかる前に吉田拓矢が叩いてもがき合いになる?とか言っている人もいますが、私は打鐘での踏み合いは無いと思います。S1以上の選手は自分の型にプライドを持っているからです。吉田拓矢は徹底先行ではなく、カマシか捲り型の航続距離約300m程度の自力選手ですので、決勝で赤板から突っ張って逃げたところで、勝負所まで持ちません。また普段やっているレース運びと正当性が取れずメリットもありません。

 対する新山は、準決勝でも魅せたように素晴らしい地脚タイプの選手です。航続距離は450m程度でこの番組では一番の先行屋です。コメントでも新田のグランドスラムに言及しており、早めから駆ける事は間違いなさそうです。

このような流れを考えると、吉田は打鐘までに脚を使いたくないと。諸橋にS取ってもらって、脚使わずに赤板で北の後ろ5番手から行けたら上々と考えているのではないでしょうか。当然単騎勢は北の後ろでしょうが、、。

初手 7 8634 2 195→

単騎2人はどう走るかわからないですが、コメントは野原の方が積極的に見えるので北の後ろにいるかな?と。

赤板 2 195 7 8634→

 打鐘前から徐々に新山がペースアップして3角山下ろしでトップスピードに。吉田拓矢は最終ホームから一気にカマして2角までに新田の隣に並走していれば荒れたレースになりそう。今節の吉田拓矢は相当調子が良いので、新田のところまではいくと見ています。

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ここからが本題です。

最終バック

 パターン❶ 吉田が新田の外で粘れるならば、最終バックで平原は確実に踏みます。諸橋とともに出切れば、直線勝負か。

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 パターン❷ 新田が共同通信杯のミスを繰り返さないようにように早めに発進した場合平原の捌きが重要になるでしょう。新田の番手捲りは踏み込みエグいので菅田が一瞬離れると思います。そこを捌いて入れば新田-平原-諸橋と続いて。地元諸橋の為に平原は4角早めに仕掛けるでしょう。

←3 91 2 7 8

パターン❸ 新山が死ぬほど掛かっていて、すんなり北の番手捲りで。これは本命党歓喜!

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2.買い目

ここまで能書き垂れても当たらないと意味ないですよね。では参りましょう。

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