回顧vol.12💫 2月1日大垣競輪8R S級予選 〜完璧な中近作戦〜
こんにちは、ナオです。GP以外では回顧記事超久しぶりになりますね。
先ほどのS級予選、あまりにも感動的なレース運びだったのでしっかり振り返ります。ちなみに車券は外しました😓
まず、出走表
本線中近ラインが2車、対抗南関も2車、関東2車、単騎という3分戦。
初手から振り返ります。
赤板周回
簗田がS伺ったことで、窓場は作戦的にスッと引いて中段に収まりました。ここから中近作戦が始まっています。
ポイント① 対抗の南関ラインを後方に置く
現行のF1は7車立て尚且つ厳しい勝ち上がり(各予選上位2着+2)。となると、初手からの展開が勝ち上がりに大きな影響を与えます。
初手車番通りならば↓
⇦15 72 34 6
赤板から南関・関東が切った後に自分のタイミングでカマして南関ラインを後方に置くことができるのですが、南関ラインが注文をつけてきたことで中近ラインは作戦変更しました。「中段を取って、関東ラインが切った上から抑え先行で主導権を取ろう」ということです。そうすることで打鐘で南関ラインが後方へ置かれました。抑え先行にすることによって単騎の明田まで続いた3車の厚みを即席で作り出したのです。
打鐘
さて、3車逃げとなった中近ラインはこの時点で盤石。あとは直線で仕上げるだけとなりました。
直線勝負
ここで一番大事なこと
ポイント② ライン二人で勝ち上がる
準決勝の勝ち上がりも大変なF1では、味方と共に勝ち上がることが重要です。ここで↑の画像見てください。惰性をもらった中段ラインの番手(このレースでは2番)が突っ込んでくる位置を単騎の6番で埋めることによって中割りを阻止しています。2車ラインは万全ではないのです。
結果、踏み場のない❷小橋と❼柿沼で位置を取り合い、共倒れ。中近ラインは見事に予選を突破しました。
素晴らしい中近作戦でしたね〜。また気になるレースがあればこのように回顧していきます。次回もお楽しみに〜!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?