2023年 阪神Cの予想
■芝1400m重賞としては遅い流れが濃厚
阪神芝1400mは最初の3角までの距離が443m、最後の直線距離はBコース使用時で359.1m。3角までは平坦というコース形態のため、昨年のように逃げ馬がぶっ飛ばせば前半3F33秒4の激流にもなる一方、2013年のように何が何でも逃げたい馬が不在の場合には、前半3F35秒0とペースが落ち着くこともある(ともに良馬場)。
今年は何が何でも逃げたい馬が不在。ピクシーナイトが全盛期のテンの速力で逃げた場合には激流の可能性もあるが、長期休養から復帰して以降はそこまでのスピードが見せられていない。逃げられたとしても34秒前後で、逃げられない可能性もあると見ている。
また、下馬評ではホウオウアマゾンが「逃げ」となっているが、本馬も前半3F33秒半ばで行けるほどの馬ではないので、同馬が逃げたとしてもペースが上がらないだろう。前有利の流れになると見て予想を組み立てたい。
年間重賞回収率111%
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