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2024年 エルムSの予想

■3角5番くらいから、逃げ馬を差すのが好走パターン

 札幌ダ1700mで行われた直近10年では、逃げ馬の2着が1回、3着が5回と逃げ馬の3着の多さが目につく。また先行馬が3勝、2着が7回、3着が1回。マクリ馬が3勝、2着1回、3着1回。とにかく逃げ馬から離されない3角5番手くらいでレースを進めて、最後に逃げ馬を差すというのが、このレースでもっとも多い好走パターンだ。

 また札幌ダ1700mは大回りコースなので、基本的にペースが上がりにくい。2019年に短距離馬で砂を被るのが苦手のドリームキラリが逃げて激流になったことがあるが、過去10年で何度もマクリが発生しているように、過去10年中9回はややスローペースからややハイペースで決着している。

 逃げ、先行馬が多数でもそこまでペースが上がらないのがこのレースの特徴。今年も(7)ミトノオーに(12)テーオードレフォンが競り掛けてそれなりペースが上がると見ているが、3角5番手以内を目安に予想を組み立てたい。

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