2022年 中山牝馬Sの予想
■中山芝1800mはスローが発生しやすい舞台だが…
今開催は中山芝1800mで、中山記念、中山牝馬S、フラワーS、スプリングSと連続で重賞が行われる。前記4レースを総合的にペースが上がりやすい順にあげると、中山記念、中山牝馬S、スプリングS、フラワーCとなる。
トップクラスが集う中山記念は、馬場が悪化しない限り、各馬が2角から向正面にかけての急坂の下りで勢いに乗せるため、向上面で大きくペースが緩むことがほぼない。ゆえに最初の1角までの距離が約205mと短く、前半で急坂を上る逃げ馬有利のコースでありながら、前が崩れることもある。
しかし、まだ体力のない3歳牝馬同士の戦いとなるフラワーCは、騎手が2角から向正面にかけての急坂をゆっくり下ることを意識するので、向正面でペースが上がらず、しばしば逃げ切り、前残りが発生する。これについては、来週のフラワーC時にお伝えするが、その中間に位置するのがスプリングSと今回の中山牝馬Sだ。
実際に中山牝馬Sの過去10年を見ても、かなりのスローペースが発生している一方で、2021年は不良馬場も後押ししてかなりのハイペースが発生している。ケースバイケースだが、今回は重馬場で逃げ馬も先行馬もそれなりに出走しているので、平均ペースくらいまで上がると見ている。今回はこのような条件をおそらく得意とする穴馬がいるので、それを狙ってみたい。
先週の弥生賞は◎シンエンペラーで、3着9番人気のシリウスコルトも同馬とクビ差4着の11番人気馬エコロレイズも狙っていましたが、勝ち馬に抜けられてしまいました。今週は何とかしたい気持ち✨
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