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2024年 オーシャンSの予想

■ペースが上がりやすい舞台

 中山芝1200mはスタート後からゴール前の坂下までおよそ4.5mを一気に下っていくコース。テンから加速がつくのでハイペースになりやすく、オーシャンSの過去10年では7回もかなりのハイペースが発生している。このため過去10年で逃げ馬の2着2回、3着2回はあるが、逃げ切ったのは2019年のモズスーパーフレアのみとなっている。

 このレースは芝1200mの重賞としては逃げ馬の3着以内が少なく、中団2勝、差し3勝と中団より後ろの馬が活躍している傾向。今回は(4)グレイトゲイナーの逃げが予想されるが、大外枠の(16)シナモンスティックもある程度ハナを主張していく可能性が高い。また昨年の京成杯で逃げた(10)ビッグシーザーや前走のシルクロードS時に外枠で控えたことで終始外々を回って大敗した(14)オタルエバーも、今回は乗り替わりもあり、先行争いに加わって行くと見ている。

 今年はぶっ飛ばし系の逃げ馬が出走していないので、極端なハイペースにはならないにせよ、ある程度はペースが上がると見て予想を組み立てた。

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