ガチ・フジロッカーによるフジロック'24体験記【総論・ノウハウ編】
こんにちは!前回の記事からまた時間が空いてしまいました。
6月〜7月は海外出張に加え実家の処分や家族の入院が重なり大変でした。週一での投稿ペースを確立したいのですが、プライベートで予期せぬ出来事が重なると、どうしてもペースが乱れます。いちサラリーマンがブログやSNSのペースを守るのって大変ですね。
それでも夏フェスだけはガッツリ行くようにしています。
フジロックは1998年から行ったり行かなかったり、かれこれ20回前後は行ってると思います。
足掛け26年?あまり考えたくない事実です・・笑
フジロックに行くとほんとに生き返るというか、唯一、生きている実感が湧くんですよね。コロナ明けの2022年は、3年ぶりに自然の中で音楽が聴けるだけで、ずっと涙が止まらなかったし。なんなんでしょう、これ・・病気かな。笑
というわけで、今年で20回目くらいのフジロックの感想ですが、結論は、
インディロックやクラブミュージック好きにとって、これまで以上に充実のラインナップ
でした。これに尽きます。詳細は別の記事にすることにして、今日はノウハウ的なことを書きたいと思います。
去年・一昨年は3日とも逃げ場のない日差しがキツくて体力が持たず、ほとんどゾンビと化して会場をさまよっていたのですが、今年は日差しも弱く、かといって大雨もなく、非常に過ごしやすい3日間になりました。
これもがエネルギー切れなく、フルで楽しめた大きな要因だったと思います。
筆者は昨年までキャンプ組として毎年がんばってノウハウを積み上げていたのですが、快適さの上限にブチ当たり、今年から宿に鞍替えしました。
主な理由は以下です。
①十分な睡眠を確保しないと日中の日差しに耐えられなくなったこと。
キャンプは、まずはできるだけ平地にテントを張る必要があります。
過去2年はピラミッド・ガーデンにテントを張って平地を確保したのですが、ここも完璧な環境とは言えませんでした。
夜中1時過ぎまで近くのカフェで生バンドが演奏、朝は6時にはきつい日差しが降り注ぎ、テントの中がサウナ状態で寝るどころではなくなります。
なので睡眠時間は正味3~4時間です。
この程度の睡眠時間でもコロナ前までは平気だったのですが、22年や23年のように3日間キツい日照りだと、日中体力を奪われてしまい、フルで楽しめなくなってしまいました。今考えると軽く熱中症だったと思います。
あと、コロナ後の猛暑って、明らかに気候が変わってしまったと思いませんか?簡単にCO2による気候変動と断言できるだけの知識はありませんが、ここ毎年猛暑が続いていることは俗説どおりと思います。
②キャンプに快適さを求めるにも限界がある
筆者は毎年キャンプ道具一式を現地に宅急便で送っていたのですが、テント生活の快適さを求め始めると大きな壁にぶつかりました。
まずテントには立って中に入れる大きさが欲しくなります。1~2名用の小さいテントは、まずは腰を屈めて中に入り、着替えるにも座った状態になります。これがしんどくなります。
この問題を解消しようと昨年は大きなテントを購入、さらに折りたたみベッドやテーブルを導入したところ、荷物がハンパねえ!状態に陥りました。
どうせ宅急便で送るからいいのでは?と思うかもしれませんが、荷物受け取りからテントサイトまでも距離があります。普通のテントサイトは永遠に続く坂が地獄でしょうし、ピラミッドガーデンもテントサイトまでの距離がないわけではないのですよね。
また、苦労して荷物を運び、一度テントを張る場所が決まっても、立って入れるテントはそれなりに組立てが大変です。にテントを張るのに汗だくになり、場所にもよりますが、軽装になると今度は虫が襲ってくるのです。
③一年以上続く存在の耐えられない虫刺さされのかゆみ
筆者は足をこっぴどく虫に刺されやすいので、猛暑の中、毎年長ズボンだったのですが、大型テントを張っていると、そんなの穿いている余裕はなくなります。そこで短パンに着替えてテント張りをしていたところ、足首がチクチクっとして、案の定、刺されまくってしまいました。人生、油断大敵。
複数箇所刺されたのですが、一番ひどい箇所はタンコブ状に膨れました。さらに、その箇所がハイカットのトレッキングシューズに当たり、痛くて歩けなくなってしまいました。あまりにも頭に来て、そのシューズは帰宅後ぶん投げて捨ててしまいました・・笑
さらに、その虫刺されは一年以上経つ今でもカユいのです。今まで痒みは一年弱で治っていたので、相当ひどい刺されだったと思います。肌に黒ずみも残ると思います。今考えると救急処置すべきだったと思います。
ということで、さすがに懲りて今年は宿を取ることにしました。経験上、泊まる部屋の方角によってはテントサイトと同じく日差しがキツいため、まともに寝てられないのですが、今年とった宿は方角がよく快適でした。
また行き帰りは新幹線ではなく、同行者の運転する車にしたのですが、これも、かなりノウハウが要ることが分かりました。この辺の詳細はまたの機会に書いてみようと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
明日からは鑑賞した具体的なアクトについて綴ってみようと思います。
よろしければ引続き、お付き合いください。